こんにちは。ブログの管理人のエイジです。
フリーターから就職を考える人ってまずハローワークに行ってみたりしますよね。そこでよく聞くワードとして上がるのが「ハローワークの紹介状」というもの。
一般的に紹介状と言われると身近なものではなく、VIPの人が使うものか、身近なものとしてはお医者さんが書いてくれる紹介状みたいなイメージがあります。
そこで今回はハローワークの紹介状とは何なのか?紹介状があれば企業の選考を受けやすくなるのか?みたいなところについてまとめてみました。
ハローワークの紹介状とは
ハローワークの紹介状とは、ハローワーク経由で企業の選考を受ける時にハローワークが発行する書類です。
一般的な紹介状とは異なり、メインの目的としては2点で、「ハローワーク側がどの企業に誰を紹介したかの記録を残すこと」と「企業側がハローワークから紹介された求職者を採用したと証明すること」です。
ハローワーク側も非常に多くの人を相手にしているのでその記録を残す必要があります。そのため、ハローワークが紹介状を作成しても原本はハローワークに保管され、求職者がもらえるのはそのコピーということになります。
また企業もハローワークから採用をすると各種助成金を受けられるというメリットがあるため、それを証明するためにハローワーク経由の求職者には紹介状の提出を義務付けるところがほとんどです。
求職者にはハローワークから紹介状をもらっているからといって選考に受かりやすいなどのメリットはほとんどありません。
紹介状辞退も二つ折りのはがきのような非常に簡便なもので、記載されている内容も、あなたの住所と氏名、面接する企業の名前と住所と地図ぐらいなものです。
一応もう二つ折りのはがきの1面には面接した後に採用するかしないか、その理由はなにか?と簡単に記載する欄があり、企業からハローワークに報告するようなフローになっているので、このような仕様になっているようです。
唯一求職者に挙げられるメリットとしてはハローワークが求職者の身分を証明してくれるので、企業側も安心して面接ができるというぐらいではないでしょうか?
ハローワークの紹介状は必須なのか?
ハローワークの紹介状は別に必須ではありません。
先程述べた助成金の関係で企業側は紹介状の提出を求めるところがほとんどですが、直接電話して応募できるところもあるので、紹介状は必須というわけではありません。
単純に企業によります。
ハローワークの紹介状をもらえる時間帯
ハローワークが開いている時間であれば大体いつでもOKです。
しかし企業によっては事前に確認を義務付けているところもあるので、日中の忙しい時間帯に行くと企業側に連絡が取れずに紹介状を発行してもらえない可能性もあります。
そのため時間によっては紹介状をもらえないこともあるでしょう。
ハローワークの紹介状は何枚までもらえるの?
基本的にもらえる枚数には制限はありません。
しかし、基本的には同時に貰える枚数は3.4枚程度だと考えておいたほうが良いでしょう。
ハローワークの職員からしても複数の紹介状を発行することに、ほんとにこんなにたくさんの企業を受けれるの?という形で懸念を示すでしょうし、求職者も面接でそれほど多くの企業を対応できないと思います。
面接をするなら事前に企業のことについてしっかりと調べていったほうが良いので、数撃ちゃ当たるという考え方よりは、企業を絞り込んでから面接をすることをおすすめします。
企業の調査が足りずにブラック企業に入ってしまっては本末転倒です。
ハローワークの紹介状は郵送が必要
企業によっては郵送が必要ですし、企業によっては当日の持ち込みで良いとしているところもあります。
しかし、基本的に真面目に面接を考えている企業は事前に求職者の情報を知りたい思うものなので、できる限り事前に郵送で送るようにしましょう。
郵送するものとしては「送付状」「紹介状」「履歴書」「職務経歴書」の4点が必須です。他にも企業から個別に指定される資料がある場合はそれも合わせて郵送しましょう。
履歴書や職務経歴書の書き方は別記事にまとめてありますので、そちらを御覧ください。
送付期限ですが、基本的には紹介状をもらった翌日には郵送するようにしましょう。しかしどうしても無理な場合は遅くとも3日以内に郵送するのが基本的な礼儀です。
1週間後ではおそすぎるという認識でいるのが良いです。
ハローワークの紹介状は電話でもらえる?
ハローワークの紹介状は電話でももらうことができます。ただしそれは担当者によります。
どのみち紹介状のコピーを受け取りに行かなくては行けないので、電話で事前連絡する分にはOKですが、基本的にはハローワークで直接もらうのが良いでしょう。
どうしても時間がない場合は電話で連絡をして受け取りだけ行くというのもOKしてくれる担当者もいるので、確認したい場合は最寄りのハローワークに電話で連絡して確認しましょう。
ハローワークの紹介状は代理でもらえるのか?
ハローワークの紹介状は代理でもらうことができません。
ハローワークの紹介状には本人の個人情報が記載されるため、親族であっても本人以外の代理の者が変わりに紹介状をもらうということはできません。
現在働いていて、平日昼間にどうしても行けないという方は、どう頑張っても代理の人でもらうことはできないので、平日お昼に抜け出して行くか、たまに土曜日オープンしているところがあるのでその時に足を運ぶか、お休みをとって行くか、紹介状をもらわずに直接連絡するかのいずれかを選ばなくてはいけません。
ほんとにどうしてもハローワークに行けない場合は紹介状をもらわなくて受けられる企業があるので、そちらを受けるようにすると良いでしょう。
紹介状をもらった企業に応募しない、応募辞退はできるのか?
基本的に紹介状をもらった企業に応募しないことも応募辞退をすることも可能です。
あくまで紹介状をもらったから何かを強制されるということはありません。
しかし、紹介状をもらった段階で企業側に連絡がいくため、もし応募しない、もしくは応募辞退をするときは必ず速やかにハローワークと企業に連絡をするようにしましょう。
社会人のマナーとして最低限の連絡は必要ですし、何も言わずに面接に行かないなどは非常に無礼にあたります。
下手をするとハローワークの対応が悪くなる可能性があるので、応募辞退の連絡などは必ずするようにしましょう。
まとめ
ハローワークの紹介状がどういう役割を持っていて、もらうためにはどうしたら良いかがわかったと思います。
紹介状と言っても何かしらの面接にプラスになるものではなく、ただの連絡資料ぐらいに思っておいたほうが良いでしょう。
また別記事にまとめましたが、ハローワークにはカラ求人も多く存在するため注意が必要です。
ハローワークも良いですが、個人的には並行して人材紹介会社を利用することをおすすめしています。
なぜならハローワークではサポートしてくれない様々な部分をサポートしてくれるから。
個人的におすすめする人材紹介会社は一番オススメのハタラクティブとか全国対応の第二新卒エージェントneoとか研修付きのジェイックとかがいいです。
無料で1週間の研修を提供してくれる人材紹介会社がもあるので、一度登録して見ることをおすすめします。
人材紹介会社のメリットも過去にまとめましたのでそちらも御覧ください。
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