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大学中退して公務員を目指す!難易度やおすすめの職種とは

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こんにちは。ブログの管理人のエイジです。

大学を中退して就職を目指したときに、ほとんどは正社員として企業に就職を希望することを選びます。しかし安定したイメージから長い間高い人気を得ているのが、公務員としての就職。

お硬いイメージがある公務員ですが、大学を中退していても試験に合格することはできるのでしょうか。おすすめの職種や試験について紹介します。

大学中退者でも公務員を目指せるの?

公務員試験のいくつかは最終学歴が高卒の人でも受けることができるので、大学を中退した人でも問題なく目指すことができます。

ただし大学を卒業した人しか受験資格がない試験もあるので、大卒者よりも選択肢が少ないのは事実です。もしも目指したい仕事が大卒以上しか目指せないものなら、大学をまだ辞めていなければ、そのまま中退せず在籍し続けることも検討してください。

受験資格は年齢制限のみ

公務員試験には、種類ごとに年齢制限が設けられています。試験の説明として「大卒程度」と書かれていることがありますが、こう書かれていたとしても大学卒業していないと受けられないわけではないので安心してください。

ただ「大卒程度」と書かれている試験はもちろん「高卒程度」の試験より難易度が高く、挑戦するハードルは少し高めです。

「大卒程度」と書かれている試験は大学卒業をした人が公務員試験専門のスクールなどの通って試験に望むことが多く、難易度が高く、狭き門であることも理解しておきましょう。

公務員の種類と年齢制限

一口に公務員と言ってもさまざまな種類があります。公務員は大きく分けると「国家公務員」と「地方公務員」の2種類に分けることができ、さらに以下の4種類に分かれます。

  • 国家公務員Ⅰ種
  • 国家公務員Ⅱ種(地方上級)
  • 地方初級
  • 国家公務員一般職

国家公務員I種

年齢制限:21歳以上~33歳未満

現在は「国家公務員総合職試験」と呼ばれています。国家公務員Ⅰ種試験の合格者はいわゆる「官僚」と呼ばれ、文部科学省や経済産業省などの中央省庁に務めることになります。

国家公務員I種は公務員試験の中でも最も難易度が高い試験です。大学卒業程度の学力が求められ、ほぼ独学での合格は難しいと言われており、大卒者でもかなり難しい試験のため中退した人は合格する可能性は0に等しいです。

無理に挑戦しない方がいいと思いますが、どうしても受験をしたい場合は塾に通って勉強することをおすすめします。

試験終盤で面接試験も入りますが、筆記試験は学力がものを言いますので、しっかり勉強すれば合格の可能性もなくはないです。

国家公務員II種

年齢制限:21歳以上~30歳未満

現在は「国家公務員一般職試験」と呼ばれています。国家公務員I種は各省庁の幹部候補となりますが、国家公務員II種は一般職なので事務職を担当します。

この試験は倍率がかなり高めなのが特徴。試験も一次試験・二次試験と分かれており、大卒者でも不合格になる人が多いのでこちらも中退者はなかなか合格が難しい試験だと思います。

地方公務員

地方公務員は公務員の8割程度を占めており、かなり細かく種類が分かれています。そのため年齢制限も各自治体によって異なります。各業務により試験も「初級」「中級」「上級」に分かれていて、受験の難易度が大きく異なります。自治体によって細かく分かれてはいますが、大ざっぱにいうと以下のとおりです。

  • 初級:高卒程度、20歳程度まで
  • 上級:大卒程度、30歳程度まで

大卒者は初級試験を受けることができません。そのため中退者なら、大卒者と競わなくてもいい地方初級公務員を目指すのがおすすめです。地方初級公務員の多くは、学校や自治体での事務職になります。

なお警察官・消防官も地方公務員に含まれ、これらは公安系地方公務員と呼ばれます。警察官や消防官を目指す場合は体力測定などの試験も入りますので、身体を鍛えることも忘れないようにしましょう。

公務員のメリット

公務員という職業は大学中退者だけでなく、高卒者・大卒者みんなに人気の高い職業です。なぜ長い間こんなに人気が続いているのでしょうか。

給与・雇用が安定している

最も大きな魅力としてはみなさんのイメージするとおり、安定していることです。さらに地域によっては民間企業よりも公務員のほうが平均年収は上回ることもあり、収入が安定しているうえ生活への不安も少ないです。年功序列の日本らしい働き方が根強いため、長く働いていればそれなりに給料も上がっていきます。逆に、実力主義の会社で働きたい人や「年齢なんて関係ない!」という考え方の人にはデメリットにもなりえるかもしれません。

福利厚生が充実している

有給休暇・育児休暇などのお休みを取得しやすく、福利厚生が充実していて働きやすいのも公務員のいいところです。有給休暇は取得が義務付けられているとはいえ、一般企業での定着率はまだまだ低いのが実情。特に大学中退者が就職しやすい中小企業やベンチャー企業では有休が取りづらい会社がまだまだ多いです。そんな状況の中、福利厚生の恩恵をしっかり受けられるのは大きなメリットです。

定期的に部署を異動するためさまざまな業務を経験できる

あまり知られていないことですが、公務員は異動が多い職業です。大抵3年程度で別部署に異動することになるため、さまざまな仕事を経験することができます。仕事に飽きづらいのはもちろん、人間関係も異動するたびに変わるのは魅力です。異動がない仕事だと、気が合わない上司と下手すると何十年も働かなければなりません。しかし一定期間ごとに異動があると、そうした厄介な関わりを減らすことができ、ドライな人間関係を築くことができます。

社会的信用を得られる

公務員になるとクレジットカードやローンの審査にも通りやすくなります。これは安定した収入とイメージされる真面目さからです。フリーターとは段違いの社会的な信用を得られるのも嬉しいところです。心配性な親には名の知れていない企業への就職を嫌がる人もいますが、公務員なら文句なしでしょう。

終身雇用が期待できる

公務員は国や市区町村に雇用されている立場のため、基本的には解雇や雇い止めがありません。大企業でも潰れるようになった現在でも市区町村や国が潰れることはほぼありえないので、雇用主の都合でいきなり職がなくなるということは公務員には考えづらいのです。一つの会社に勤め続けたいと考える人にとっては最適な環境でしょう。

大学中退者におすすめの職業

ただ前述したように公務員試験は種類によって難易度が大きく分かれます。大学中退者の合格率が高いおすすめの職業は以下のとおりです。

警察官

町の治安を守る警察官は毎年約1万5千人程度が採用されており、高卒で試験を受ける人も多いので中退者にもおすすめです。試験は筆記の1次試験と面接・体力検査の2次試験に分かれており、1次試験では複数の都道府県を併願することができます。

1次試験は毎年受験者の6~8割が合格するため、難易度はそこまで高くはありません。しかし面接を重視する傾向にあるのでしっかり対策が必要です。

試験に合格した後には、警察学校で半年程度の訓練を受け、その後ようやく警察官としてのデビューになります。警察学校に在籍している間も給料がもらえるので、フリーターにはありがたいですね。

消防士

消防士も警察官と同じくらいの試験難易度で、構成もほぼ同じです。警察官を目指した場合と同じく、試験に合格後は全寮制の消防学校で半年程度過ごすことになります。

ただし警察官と異なるのは、体型などに基準が設けられていることです。身長体重、視力、肺活量などで自治体ごとに規定が定められているため自分が条件を満たすかは早めに確認してください。

公務員になるための勉強方法は?

公務員試験の勉強は独学で進める人もいれば、予備校に通う人もいるなどやり方がさまざま。勉強が苦手で大学を中退した人にとって独学は少し厳しいかもしれないので、予備校に通うのもおすすめです。同じ目標を持つ仲間とも出会えます。

アルバイトを減らすことで収入が減るリスクも

一人暮らしのフリーターの方が働きながら公務員になるための勉強をするのは大変です。試験の前は勉強時間を増やさなければなりませんし、人によってはアルバイトの時間を削って勉強に回さなくてはならなくなります。その際に収入が減ってしまうので、ある程度貯金をしておくと安心です。

大学中退をする前に公務員にするかどうか考える

大学中退をしてから公務員へ向けて勉強することももちろんできますが、すぐに辞めるべき理由がない時は、大学中退する前から勉強を初めて並行して試験を受けた方が良いです。

地方公務員や国家公務員一般職であれば大学中退者も結構な人数がいるので合格する可能性は十分にありますが、試験に絶対はないもの。経済的理由等の問題でどうしても辞めざるを得ないとき以外は、大学に通いながら公務員試験を受けると良いでしょう。

公務員以外の選択肢も考えるのがおすすめ

一部の職種は大学中退者でもそこまで厳しい道のりにはなりませんが、基本的に公務員になるのは皆さんの想像以上に難しいです。根気よく勉強し、面接の対策なども行わなければなりません。売り手市場の昨今では一般企業への就職のほうが難易度は低いので、悩んでいる人は一度他の選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

今の時代は公務員が最高だと言われていた時代とは違い、一般企業に所属して転職を繰り返してキャリアアップしていく人が増えています。そのため公務員で仕事に安定を求めるよりも企業に所属をしてスキルアップをしていくという道を見つけてもいいと思います。

大学中退の人が公務員ではなく、一般企業に就職するための方法は下記の別記事でまとめてありますので、是非合わせて読んでみてください。

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