就職や転職のタイミングでは、「ほんとにこれで大丈夫なのか?」「この会社に内定をもらったけど、決めてしまっていいのか?」「ブラック企業じゃないか?」「やりたいこととちょっとずれているけど、ここでいいのかな?」など、いろいろな迷いが出るものだと思います。

就職活動を始めるまではハッキリしていたはずの目標も、いざ活動してみると、だんだん曖昧になってくることもあります。気がつけば、最初の目標から大きく離れたところにいた、ということにならないために、迷ったときの考え方と、決め方のコツをまとめました。先に結論を書いておきます。

  • 迷うのは悪いことではない。ただし、迷いの原因を書き出して、判断の基準をはっきりさせることが大切
  • 決めるときは、「なぜ就職しようと思ったのか」という最初の目的に立ち返る
  • 内定の返事を待ってもらいたいときは、正直に理由と期限を伝えて相談する。うそをついて引き延ばすのはやめよう

就職・転職で迷うのはよくあること

初めての就職、初めての転職なら、迷うのは当然です。特にフリーターからの就職では、「正社員としてやっていけるか」という不安もあって、決めきれなくなることがよくあります。

最初は「正社員になれればいい」と思っていたのに、いざ内定が見えてくると、「もう少し待遇がよければ」「もう少し残業が少なければ」と、それまで考えもしなかった迷いが出てくる。これは多くの人が経験することです。

ただし、迷いを放っておくと、決めるべきタイミングを逃したり、面接での受け答えがちぐはぐになったりしてしまいます。

迷いの原因を書き出してみよう

まずは、何に迷っているのかを紙に書き出してみましょう。頭の中だけで考えていると、不安がどんどん大きくなってしまいます。

迷いの原因は、たいてい次のどれかです。

  • 待遇:給料、休日、残業時間など
  • 仕事内容:やりたいことと合っているか、続けられそうか
  • 会社の雰囲気:人間関係、社風、ブラック企業ではないか
  • 将来性:スキルが身につくか、次のキャリアにつながるか
  • ほかの選択肢:ほかの会社の選考結果を待ちたい

書き出してみると、「実は大きな問題ではなかった」と気づくこともあれば、「ここだけは譲れない」という点がはっきりすることもあります。

迷わず後悔しないための5つの判断基準

1. 最初の目的に立ち返る

迷ったら、まず「なぜ就職(転職)しようと思ったのか」を思い出しましょう。収入を安定させたい、スキルを身につけたい、親を安心させたいなど、最初の目的に近い会社かどうかが、いちばんシンプルな判断基準です。

2. 働く環境・雰囲気を確かめる

面接や職場見学で会った社員の人柄や、職場の雰囲気は大事な判断材料です。待遇の少しの差よりも、長く働けそうな環境かどうかのほうが、あとから効いてきます。気になることがあれば、内定後に職場を見学させてもらえないか相談してみるのも一つの方法です。

3. 仕事のやりがいを考える

条件面の細かいところばかりにとらわれると、かえって決められなくなります。仕事の内容に意義を感じられるか、興味を持てるかという大きな視点で見直してみましょう。

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4. 「次」につながるかを考える

楽そうな仕事にひかれることもあると思います。でも、スキルが身につく仕事のほうが、将来転職するときにも評価されやすく、選べる道が広がります。少し大変でも、成長できる環境を選ぶのがおすすめです。

5. 労働条件を書面で確認する

内定が出たら、給料、勤務時間、休日、試用期間などの労働条件を、書面(労働条件通知書など)で確認しましょう。求人票と違う点や、よくわからない点があれば、入社を決める前に質問しておくことが大切です。

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内定の返事を待ってもらいたいときのマナー

ほかの会社の選考結果を待ちたいなど、内定の返事をすぐにできないこともあると思います。

正直に理由と期限を伝える

返事を待ってもらいたいときは、正直に「ほかの会社の選考結果が〇日に出るので、それまで待っていただけないでしょうか」のように、理由と期限を伝えて相談しましょう。待ってもらえるかどうかは会社によりますが、正直に相談するほうが、誠実な印象を与えます。

「第一志望です」とうそをつかない

面接で「御社が第一志望です」と言っておきながら、内定が出てから迷い始めるのは、会社にとってはとても困ることです。ほかの会社も受けているなら、面接でもそう伝えてかまいません。複数の会社を受けること自体は、まったく悪いことではありません。

辞退するなら早めに連絡する

内定を承諾したあとでも、辞退することはできます。ただし、会社は入社の準備を進めているので、辞退を決めたら、できるだけ早く電話で連絡し、おわびを伝えましょう。

どうしても決められないときは

一人で考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。そんなときは、家族や友人、就職した先輩など、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。話しているうちに、自分の考えが整理されることもよくあります。

また、就職エージェントを使っている場合は、担当者に相談するのもおすすめです。会社の雰囲気や、実際に入社した人の様子など、求人票ではわからない情報を教えてもらえることもあります。

「やるだけやってダメなら、次のステップに進めばいい」くらいの気持ちでいることも大切です。最初の就職で人生のすべてが決まるわけではありません。

まとめ

  • 就職・転職で迷うのはよくあること。まずは迷いの原因を書き出す
  • 判断の基準は、最初の目的・働く環境・やりがい・次につながるか・労働条件の5つ
  • 内定の返事を待ってもらいたいときは、正直に理由と期限を伝えて相談する
  • 決められないときは、信頼できる人やエージェントに相談する

自分にまだ軸がない人は、就職エージェントを使うと、迷わないための軸固めも一緒にやってくれるのでおすすめです。

私が使ったのは、フリーターや大学中退、高卒、第二新卒などの就職に慣れたサービスで、迷いをもった人の相談にのるのにも慣れています。具体的には一番オススメのハタラクティブや、全国対応の第二新卒エージェントneoあたりなので、参考にしてみてください。また、20代の既卒・フリーターなら、キャリアスタートも無料で相談できます。

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