高卒の就職 PR

高卒でも公務員に就職できる。そのための方法は?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。ブログの管理人のエイジです。

高卒の人で公務員になりたいと思っている人もいると思います。公務員は日本の中で一番安定している仕事で人気の職業の一つです。

家のローンを組むときとかクレジットカードを作る時に一番信用の高い職業です。それもそのはず公務員は基本的には日本が潰れない限りはクビになることはありません。

国の経済が安定である限り、法律で雇用が守られています。そのため人気の職業になっています。

そこで今回は高卒で公務員として就職するために知っておくべき情報と就職の仕方についてまとめてました。

高卒でも公務員に就職できるか

結論から言うと高卒でも公務員に就職できます。

周りの何人かも高卒で公務員に就職している人もいるのではないでしょうか?私の母親も高卒で地方公務員として働いておりました。

公務員になるための受験内容は学歴で受験のない内容と就職できる職種が違っており、試験のレベルが大卒程度とか高卒程度に別れています。

もちろん大卒程度とかのレベル付けはあくまで目安なので、もし受験したと思えば高卒者も受験することができます。ただし、その場合は周りの受験生が日本のトップレベルの大学を卒業した人になりますので、試験のハードルはものすごく高いです。

高卒で就職できる公務員には国家公務員と地方公務員がある。

高卒で就職できる公務員には国家公務員と地方公務員があります。

国家公務員は国に仕える公務員のこと。いわゆる経済産業省とか総務省とかの官僚になっている人が国家公務員にあたります。

しかし省庁務めのエリートは「国家公務員総合職試験」という一番難しい試験を合格した人たちで、他にも「国家公務員一般職試験(本省採用等)」「国家公務員一般職試験(大卒程度)」「国家公務員一般職試験(高卒者)」とレベルが分かれています。

これらは一昔前に国家公務員Ⅰ種試験、国家公務員Ⅱ種試験、国家公務員Ⅲ種試験と呼ばれていたものであり、平成24年から上記の呼称へ変更されています。

ここで高卒者が受けるべきなのが、「国家公務員一般職試験(高卒者)」となっており、高卒者が国家公務員を目指すときはこちらの試験を受ける人がほとんどです。

また一方で地方公務員は地方自治体などに使える公務員のことです。いわゆる市役所勤めなどの人たちがコレにあたります。

その採用試験は基本的には「上級(大学卒程度)」「中級(短大卒程度)」「初級(高校卒程度)」に分類されており、試験によってつける職種と給与水準などが別れており、上級のほうがもちろん給与も職種も幅広くなっています。

ここで高卒者が受けるべきなのが「初級(高校卒程度)」です。

高卒で公務員に就職するなら地方公務員がおすすめ

高卒者で公務員に就職を目指すならオススメは地方公務員の「初級(高校卒程度)」です。

なぜなら高卒の人が一般的に公務員に持っているイメージが地方公務員の方がイメージが近いからです。

基本的には公務員には労働基準法の適応はありません。つまり公務員が労働基準法で守られることはないのです。

そこで国家公務員は転勤が多かったり残業が非常に多かったりします。しかし地方公務員には転勤もあまりないですし、残業も多くはありません。

このような違いがあるため、高卒で公務員就職を目指す人には地方公務員がおすすめなのです。

年齢制限には注意しよう

そしてコレが意外とトラップではあるのですが、国家公務員と地方公務員ともに受験には年齢制限があります。

国家公務員は基本的には高校を卒業する年のものか、また高校を卒業してから2年を経過しないものとされています。

一方地方公務員は基本的には18歳〜21歳までと年齢制限が設けられています。しかしこれは若干地方自治体によって異なることがありますので、自らが希望する地方自治体の募集要項を事前に確認してみましょう。

このように高卒から公務員に就職する際には年齢制限があります。高校を卒業してしばらくしてから公務員になろうと思っていてもすでに手遅れの場合もありますので、事前に情報を収集しておいて計画的に受験をしましょう。

高卒程度の公務員の就職試験の内容は?

国家公務員では一次試験と二次試験に別れております。

一次試験は3セクションあり、その内容は一般的な文章理解とか自然科学の試験などが求められる「基礎能力セクション」、簡単な問題を如何にスピーディーに解くことができるかが求められる「適性試験セクション」、課題の読み解きと文章による表現力を求められる「作文試験セクション」です。

そして二次試験は面接となっており、その人となりが個別の面接で評価されることになっています。

配点は基礎能力セクションが4/9、適性試験セクションが2/9、作文試験セクションが1/9、面接が2/9となっており、一次試験で30%程度の人しか合格しません。

また地方公務員もほぼほぼ同様のテストであり、「教養試験」と「作文」が一次試験で出され、面接が二次試験で出されます。

ただ、地方公務員試験は地方自治体によって試験内容が異なる場合があるので、その内容は地方ごとに確認したほうが良いでしょう。

公務員の試験にはかなりのテスト対策が必要

公務員の試験は基本的には非常に難しい傾向があり、おおよそ70%程度の人が一次試験で足切りをされてしまいます。

そのような状況を防ぐためにも早め早めのテスト対策を心がけるのが良いでしょう。また高卒程度の試験には年齢制限がかなりしっかりしています。

今年ダメだったら来年受ければ良いやと思ってしまうと後が無くなる可能性があるので先手をうって対策をしましょう。

試験内容にはある程度の傾向があるので、過去の問題を分析してしっかりと対策しておくのが良いでしょう。また地方公務員でもそうですが、作文などは時事系のテーマが多いので、最近のニュースに目を通して、自分なりの意見を持っておくと良いでしょう。

場合によっては通信教育を受けることや予備校に通うことも一つの手になります。自分の今の実力を正確に判断して自分に必要な対策を打つようにしましょう。

高卒から就職できる地方公務員の職種とは

高卒から地方公務員として就職できる職種としては大きく分けて三種類です。

・一般行政職
・技術職
・公安職

一般行政職

一般行政職は基本的には事務のお仕事で、いろんなところで事務として働く職種です。

特に多い職種としては「行政事務」「学校事務」「警察事務」があり、場所に応じてこのように分かれています。

行政事務は基本的な地方自治体が運営している事務所などで事務を行う仕事で、市役所で事務を行っている人たちもこの部類にあたります。また学校事務は公立の学校で事務を行う人で、警察事務は文字通り警察で事務を行います。

技術職

技術職は特別な技術をもっており、一般的な事務とは違い、その特殊な技術を使って仕事に当たるものです。

「電気」「機械」「土木」「化学」などの特別な技術を必要としており、その技術に応じた箇所に配置されるのが特徴です。

このように公務員は事務やエリート職だけでなく技術を元にはたらく人もたくさんいるのです。

公安職

公安職はいわゆる警察と消防に分かれており、地方で働く警察官と消防官の人は殆どこの人達になります。

警察は本庁などで働く国家公務員のキャリア組とは別枠の採用であり、地方で働く警察官などは基本的に地方公務員として扱いになります。

他の職種と違うのは体力が重要な職種であるため、採用条件に体力テストが入っていることです。

高卒から公務員に就職した際の給与とは

高卒程度の国家公務員の初任給は平成30年度の採用で147,100円と決まっており、これに条件を満たすと各種手当が追加されます。

生活費の水準が高い地域では地域手当、交通手当、住居手当、そして賞与ももちろんあります。

一方高卒程度の地方公務員の初任給は職種や地方自治体によっても異なりますが、150,000円程度となっております。

どちらにせよ、あまり変わらないということですね。

公務員だからといって特別給与が良いということはありません。しかし急激に給与が上がることも下がることもありませんので、非常に安定して生活できるということになります。

またつく職種によってはもう少し給与が高い職務もありますが、その場合は公務員試験が非常に難しくなっていることがありますので、高給与の公務員を目指したいという人がいればトライしてみると良いと思います。

最悪の場合は大卒者程度の試験を受ける手もある。

年齢制限でどうしても制限の間に合格ができないという可能性もあります。

その場合の解決策としては高卒程度の公務員試験ではなく、大卒程度の公務員試験にトライするのが良いでしょう。

前述したように大卒程度の試験というレベルの付け方は、難しさの尺度であり、学歴で受験できないということはありません。

大卒程度の試験であれば国家公務員で大体の職種で30歳までの受験が認められており、地方公務員でも30歳前後の受験までは認められているところがほとんどです。

その分試験は高卒程度の試験とは違い、圧倒的に難しくなりますが、どうしても公務員に就職したいという場合は一度試してみるのも良いでしょう。

大卒程度の試験になると専門試験も混じってきますので、更に勉強しなくては行けない分野が増えてきます。どうしても独学が難しいと判断した場合は予備校に通って勉強をすることによって効率的に勉強できるでしょう。

高卒で公務員に就職するか迷っている場合は相談しよう。

高卒で公務員になるか民間企業に就職するか迷っている場合は詳しい人に相談してみると良いでしょう。

近場に高卒で公務員を目指したことがある人がいれば、その人に相談してみるのもOKですし、そういう人が近くにいないときは専門の機関に相談してみるのも良いでしょう。

ハローワークの職員は国家公務員に当たるのでハローワークに相談に言ってみるのも良いでしょうし、高卒を中心に扱っている人材紹介会社も公務員と民間企業で迷っている求職者を大量に扱った経験があるので相談相手として適しているでしょう。

もちろん自分で判断するという強い意志がないと相手の意見に流されてしまう可能性があるので、注意が必要ですが、情報収集の一環としてそういう機関に登録して相談をするのは非常に有益だと思います。

ハローワークは近場にあれば、一度足を伸ばしてみましょう。

人材紹介会社だと私が過去に使ったことがある、一番オススメのハタラクティブとか全国対応の第二新卒エージェントneoとか研修付きのジェイックあたりがおすすめです。

また下記の記事は民間企業に就職することを目的に書いた記事ですが、一度目を通してみてください。

【高卒就職者が教える】高卒の就職の仕方とおすすめの仕事の選び方こんにちは。ブログの管理人のエイジです。 本記事では高卒で無事に良い企業へと就職した筆者が高卒で就職する際のやり方を実体験から説明...

まとめ

高卒でも公務員に就職することは可能です。

しかし、年齢制限があり、試験の内容も難しいため早め早めの準備が必要です。

高卒でもしっかりと情報収集をして、準備をすれば必ず公務員に合格できますので、安心して準備をしましょう。

最初に登録するならハタラクティブ


ハタラクティブは今最も勢いのあるフリーター・大学中退・高卒・第二新卒向けの人材紹介会社で、今まで110,000人以上を就職支援をしてきたという実績があります。最近支店を一気に増やしており、今では関東、関西、中部、九州エリアで未経験人材を正社員への導いています。

登録はもちろん無料で、正社員求人を紹介してくれるばかりか、履歴書の書き方や面接練習もさせてくれるので是非相談してみてください。

まずは話を聞いてみる