こんにちは。ブログの管理人のエイジです。
いつもは私が20代にフリーターから就職した経験があるので、20代の方向けにこのブログを書いているのですが、今日はもし30歳を超えて30代になってしまった時にどうなるのか?というのをまとめていけたらなと思っています。
結論から言うと、「30代フリーターの末路は悲惨です」
以前からこのブログでも何度も述べていますが、フリーターから正社員になれる時間のリミットは30歳までです。それをすぎると突然就職が難しくなり、もし入社できたとしてもブラック企業に入らざるを得なくなったります。
ましてや20代のうちに就職してしまえば、その後活躍次第で、大学を卒業して普通に新卒で就職した人以上に年収を稼ぐことができるようになりますが、30歳を超えて30代に突入してしまうと新卒から就職していた人たちを超えることは100%不可能です。
しかし、そうは言っても仕方がないので、30歳を超えてしまってもうまく就職できる救済措置はないのでしょうか?
30代フリーターの現状や行き着く先、そして就職の方法についてもまとめてみました。
30代フリーターの割合と人口
30代のフリーターの人口は「独立行政法人労働政策研究・研修機構 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状②―平成24年版「就業構造基本調査」より―」によると下記のようになっています。
2012年の段階で男女計約80万人が30代フリーターであり、20代フリーターの約130万人に比べるとかなり少なくなっています。
全体から見るとその比率は全体の32%を占める比率であり、おおよそフリーターの中の三分の一が30代フリーターである計算です。
驚くべきは30代フリーターで見ると30代男性フリーターが39.4万人であることに対して30代女性フリーターが42万人と男性より女性の数の方が多くなっている点です。
このレポートは女性は未婚者に絞られているが、女性の場合は結婚などを控えて一時的にフリーター生活などを送っているものがいるため、女性フリーターの数が多くなっていると考えられます。
30代フリーターの末路
では30代フリーターの末路はどうなるのでしょうか?
先程女性の30歳以上のフリーターは結婚などで、まだ普通の生活に戻れる可能性があると思います。
しかし30代フリーターは正社員にはもうなれません。30代フリーターになると大学を卒業していたとしても10年以上職歴がないことになります。企業からの目としては10年以上も自分の状態がヤバイ状態であることに気がつけなかったということで、今後も見込みがない人間だという烙印を押されてしまうのです。
ましては今は就職の市場が盛り上がっており、20代のフリーターから正社員の就職が活況で、企業側もいくらでも20代の若者を採用することができます。
そのような環境で社会人経験がない30代のフリーターを雇うメリットが企業側にはほとんどないのです。
採用される可能性がある企業としては、どうしても採用ができなくて人が足りない企業のみとなります。つまり離職率が非常に高くて雇っても雇っても人が足りない企業だけなのです。
想像がつくと思いますが、そういう企業は皆が言うところのブラック企業になります。
私の知り合いでも30代フリーターとして30歳を過ぎてから就職活動を初めて、企業を落ちまくったけれども最終的に内定をとった知り合いがいます。その方は最終的に内定をもらえた企業がブラック企業で懸命に働いていたものの、仕事場が非常に過酷な環境であったために最終的に体を壊して働けない体になり、最終的に会社を辞めざるを得なくなりました。
しかも皆さんご想像の通り、労災はおりていません。
このように30歳をすぎるともう普通の生活には戻ることができず、絶望的な人生を送ることになるのです。
30代フリーターの結婚
30代のフリーターの結婚の状況はどうでしょうか?
はっきり言って30代フリーターの結婚も絶望的だと言わざるを得ません。
30代でも女性であれば、ある程度フリーターでも結婚は可能かもしれませんが、男性の場合はそうは行きません。
なぜなら下記の調査からもわかりますが、結婚相手に求める理由の第一位が「経済力」であるからです。
すでに上記のリンクで説明していますが、30代になると正社員の場合とフリーターの場合で年収に200万円以上の差が生まれます。
フリーターで一人暮らしをしていた人ならわかると思いますが、フリーターの年収だと一人暮らしでも辛いのに、二人分の家計を支えるのはほぼ不可能であると言わざるを得ません。
また結婚は結婚する二人だけの問題ではなく、家族同士の結びつきでもあるもの。女性が相手男性を連れてきた時に相手が社会人経験なしの30代フリーターであった場合、相手の両親は納得してくれるでしょうか?
それはよほど理解のあるご両親でも理解は得られないと思います。
30代フリーターの就職。逆転するためには。
30代フリーターが逆転するためには、「フリーターをしながらスキルを身につける」か「フリーターをしながら副業をして稼ぐ」しかありません。
30代になると20代と比べて社会から需要がなくなる。という話をしましたが、それはあくまで何もスキルがない状態で、どちらかを雇うとすると、の話です。つまり30代になっても価値が高いスキルを身に着けていれば、現実的に就職は可能です。
価値の高いスキルとは社会的に受容が高く、そして人が慢性的に足りていないよな領域です。
今でいうとIT系のプログラミングスキルとかを身につけることがオススメです。
例えばハローワークが職業訓練校などでプログラミング講座を無料で提供していることが多いので、そういうところに行っても良いですし、今は格安でウェブサイトでプログラミングを学べるサービスがあるので、そちらを利用しても良いでしょう。
スキルを身に着けた後であれば30代であっても20代のスキルがない人材に比べて優位に就職活動ができます。
また一方でアフィリエイトなどの副業を行って自分で稼ぐ力を身に着けても良いでしょう。
しかし、アフィリエイトなどは作業するだけではお金が入らないため、時間がかかる割には稼げないリスクが高いです。そのため私はプログラミングなどの特殊スキルを身につけることを推奨しています。
30代フリーターの就職支援会社
30歳を超えてしまうと就職を支援してくれる会社がほとんどなくなってしまいます。
人材紹介会社も紹介先の企業からお金をもらっているので、企業から需要のない人間はできるだけ紹介したくないというのが本音のようです。
私が20代でフリーターから正社員に就職した時にお世話になった、一番オススメのハタラクティブとか全国対応の第二新卒エージェントneoとか研修付きのジェイックはいずれも20代を対象なので30歳を超えてしまうと相手にしてくれません。
しかし、ハタラクティブは30代前半であれば可能性があるので、登録して聞いてみるといいでしょう。
このように30代に突入すると人材紹介会社でさえ、企業を紹介してくれなくなってしまいます。それほど30歳の壁というものは大きいのです。
まとめ
30代フリーターの末路は非常に悲惨なものです。
30歳を超えてしまっているフリーターの人は上記で説明したように、特殊なスキルを身に着けてなんとか就職するか副業などを頑張って自分で稼げるような力を身につけるしか今後道がありません。
このまま30代になったらどうなるんだろう、と気になってこの記事を見に来た20代の人は今すぐ就職することをオススメします。
取り返しがつかなくなる前に、周りの人や人材紹介会社がちゃんと相手をしてくれるうちに一度社会人経験を積んで、いつでも自由に就職ができるようになる基盤を作り上げましょう。
30歳がフリーター人生のボーダーライン。ギリギリのところで踏みとどまれるように今のうちの行動を始めましょう。
ハタラクティブは今最も勢いのあるフリーター・大学中退・高卒・第二新卒向けの人材紹介会社で、今まで110,000人以上を就職支援をしてきたという実績があります。最近支店を一気に増やしており、今では関東、関西、中部、九州エリアで未経験人材を正社員への導いています。
登録はもちろん無料で、正社員求人を紹介してくれるばかりか、履歴書の書き方や面接練習もさせてくれるので是非相談してみてください。