こんにちは。ブログの管理人のエイジです。
フリーターの皆さんは将来に不安はありますか?
私はフリーターだった当時、正直あんまり将来に不安がありませんでした。毎日楽しいから良いかなー。と思っていた気持ちが正直ありました。
当時の環境的に周りに30歳とか40歳のフリーターの人がいたのですが、それは将来のことだし、まだ自分は考えなくても良いや、程度に考えていました。
でも私は家族の事情が原因で将来に対して不安のどん底に叩き落され、末路を想像して最終的に就職する道を選びました。
今思うとあの時気づいてしっかり考えておいてよかったなと思っています。そのおかげで将来に末路入りするのを防げたなと。
だから今日は同じように将来に不安を持って?このブログを見に来てくれた人に私が当時調べて、そして考えた内容を、私の周りにいた高齢のフリーターの方の実体験も含めて末路の内容などをシェアしたいと思います。
フリーターの将来と末路はお先真っ暗
おぼろげながらに想像していると思いますが、正直フリーターの将来と末路はお先真っ暗です。
今は毎日が自由で楽しいのかもしれません。正社員で働くことに抵抗があると思います。
でもそれは将来の自由や安全を引き換えに、今の自由や楽しさを得ているに過ぎないのです。その生活を続けると将来に末路に入ることになります。
それほどずっとフリーターとして生活するというのは危険な状況なのです。
フリーター期間が長くなると正社員との格差は広がっていく
ここで単純に正社員の年収とフリーターの年収を比較してみましょう。
フリーターの年収は特に将来に年齢を重ねるごとに上がっていくことはありません。
逆に年齢を重ねるごとに雇われづらくもなってきており、将来は過酷な労働環境に追いやられていきます。
ここでは時給1000円で月160時間働いたとして、計算を行いそれを12ヶ月繰り返したと仮定してフリーターの年収を192万円と仮定します。
一方、国税庁が提出している民間給与実態統計調査によると、正社員の場合の各年齢層の平均給与は2016年度のデータで下記のようになっています。
ここで正社員の平均年収とフリーターの平均年収を年齢ごとに比較すると下記の通りです。
年齢 | 正社員 | フリーター | 差額 |
20〜24歳 | 258万円 | 192万円 | 66万円 |
25〜29歳 | 351万円 | 192万円 | 159万円 |
30〜34歳 | 403万円 | 192万円 | 211万円 |
35〜40歳 | 433万円 | 192万円 | 241万円 |
年々格差が広がっていくことになるのです。30代の段階で正社員とフリーターの格差が2倍以上に開いてしまいます。
しかも40歳になった時には体も健康化どうかわからない状態で、仕事を選ばずにやっていかなくてはいけません。
フリーターの生涯年収は正社員のわずか1/3
このまま格差が開いていくと将来の生涯年収の差は更に莫大な金額になっていきます。
サラリーマンの生涯年収は2.5億円程度と言われているのに対して、フリーターの生涯年収は8000万円程度だと言われいます。
つまりその差額はなんと1.7億円!
ほぼ同じ時間働いているにもかかわらず、自由を守るという名目でフリーターに固執すると生涯年収は3倍の差が出てしまうのです。
しかも問題はそれだけではありません。
将来の年金でさえほとんどもらえない
フリーターとして働いていいたとしてもしっかりと保険料を毎月納めてきたと思います。
毎年最低の金額だとしても16,000円程度は国民は払う義務があります。
しかし、この最低の金額を毎年収めているだけだと将来年金が受給できる年齢になったとしては貰える金額はわずか50,000〜60,000円程度。
こんな金額では到底生きていくことはできないですよね。
老後のために貯蓄しておかなくては生活できない末路がどんどん見えてきました。
30を超えると正社員になれない。
私は上記のことに20代の半ばに気づいて、無事に就職することができました。
今考えるとホントに早いタイミングで気づけてよかったと思っています。
フリーターをやっている方は周りに結構高齢のフリーターの方っていませんか?
彼らが未だにフリーターを続けているのは好きでやっているわけではなく、そのことに気づくのが遅くなってしまったせいで将来に正社員になれなくなったのです。
これが本当に怖いところなのですが、30歳を超えると突然正社員として就職できなくなります。
もちろん職種を選ばなければ、働き口はたくさんありますが、いい就職先を選ぶことはほぼ不可能になるのです。どんどん末路が近づいて来ます。
末路はブラック企業入り
私の知り合いでも30代半ばを過ぎてからフリーターから正社員として就職を試みようとした方がいます。
その人は非常にがんばり屋で就職活動を一生懸命やっていたおかげで無事に就職先を見つけることができました。
ただ、その企業はとんだブラック企業でした。
話を聞く限りだとかなりの激しい肉体労働で、大量採用、大量離職が当たり前の会社で、年間休日もかなり少ない。
(その時私は完全週休二日制と週休二日制の違いを初めて知りました。これは別記事でまとめる予定です。)
そんな企業に就職してしまった彼はその後最悪の末路を迎えます。
体を壊して働けなくなり末路へ
彼は結局しばらくしてから体調を壊してしまって働けなくなり、会社をやめざるを得なくなりました。
しかも働けない状態で、世の中に放り出されフリーターにも戻れなくなってしまったのです。
気づいてから将来のことを考えて真面目に就職をし、仕事を一生懸命取り組んでいたのに何なのでしょうか、この末路は。
ただ、フリーターの将来がまずいと気づいたのが遅かっただけで。
できるだけ早く脱出するのが吉
はっきり言って30代までフリーターを続けた人の末路は悲惨です。
実際に私も体験しかけて、私の知り合いは実際に体験してしまったので間違いがありません。
30代で就職している人の中には20代はフリーターをしていた人が実はかなりの割合でいます。
私も20代半ばまではフリーターとして働いていて、ラッキーで気づけたことで末路入りを逃れられたのですから。
20代の間であれば、平均年収の項目でも見ましたが、まだ格差はそんなに大きくなりません。
それに20代であれば、ちゃんと就職活動をすれば末路を回避してホワイト企業に就職することさえできます。
運良くこの記事にたどり着いてくれた人は、この記事が少しでも参考になり末路を回避できれば嬉しいです。
就職活動の始め方は別記事に書いてあるのでこちらも参考にしてもらえれば嬉しいです。
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