こんにちは。ブログの管理人のエイジです。
フリーターと正社員の違いって実際のところなんだろうって思うことってありますよね?
特にフリーターから正社員に就職しようと思っている人は、その違いを知りたいもの。
そこで代表的なフリーターと正社員の違いだと言われているものをまとめてみました。この違いは私が実際にフリーターから正社員に就職して感じていることでもあります。
それではフリーターと正社員の違いについて説明していきます。
金銭面の違い
まず一番大きな違いとしては金銭面での違いが挙げられます。特にこの部分が一番リアルにフリーターと正社員の違いに感じられる部分だと思われます。
年収の違い
フリーターと正社員の年収の違いは非常に大きなものです。
詳しくは別記事にまとめてありますが、20代ではフリーターと正社員では100〜150万円の違いがあり、30代ではフリーターと正社員で200〜250万円の違いがあります。
普通に正社員になるとフリーターの2倍以上の年収を稼げるようになりますし、その格差は年々広がっていきます。
フリーターは基本的には仕事時間を増やす以外は給与が上がってい来ません。そのため40代、50代になると3倍では効かないぐらいの差が生まれてくれるので、非常に大きな違いになります。
ボーナス、賞与の違い
正社員になると月給にプラスして会社の業績に連動してボーナス、賞与が支給されます。
その金額は月給の2〜4ヶ月分だと言われているので、その金額は月給が30万だとしても60万円から120万円だと言われています。
2018年の冬のボーナスは95万円だと言われているので下手するとフリーターの年収ぐらいの支給が行われているということです。しかもボーナスは年2回支給されるところもあることからその差は更に広がっていきます。
このボーナスがもらえるというのも一つの大きな違いでしょう。
法的面の違い
もちろんフリーターと正社員では雇用の法律面で大きく違っています。
雇用期間の違い
基本的にはフリーターは契約期間が存在する有期雇用、正社員は契約期間が存在しない無期雇用です。
フリーターには契約期間が存在しないと思っている人も多いと思うのですが、それは大きな間違いです。基本的にほぼ全てのフリーターには契約金が存在しています。
3ヶ月更新などは一般的ではあるのですが、私がフリーターとして働いていた時もこのことを知らなかったのでかなり適当なルールで運用しているところも多いようです。
もちろん契約期間があってもフリーターは大体両者の同意があればすぐに辞められるため、あまり意識することがないような気がしますが。
逆に言うと正社員は無期雇用であるため雇用が安定しています。会社はいきなり従業員を解雇できないし、解雇する場合は各種の手続きが必要になります。
しがみつき社員というのが存在できるぐらいには雇用は安定しているということですね。
保険と年金の違い
全ての正社員は厚生年金保険と健康保険に加入する義務がありますが、フリーターは条件を満たさないと加入することができません。
条件を満たしさえすれば加入できるはずなのですが、社会保険は会社側が半額を負担してくれる都合上、条件を満たしていたとしても加入できないこともあります。
そのためフリーターは国民健康保険と国民年金に加入していることがほとんどです。
一般的には国民健康保険と国民年金は健康保険と厚生年金に比べて負担額は高くなりがちです。この点でも正社員が優遇されています。
福利厚生の違い
また正社員になると各種福利厚生が受けられます。もちろんフリーターでも受けられることがありますが、差があることが多いです。
休み、特別休暇の違い
基本的にフリーターの方が正社員よりも休みが取りやすいというようなイメージがあると思いますが、どちらかと言うと正社員の方が休みが取りやすいです。
それは有給休暇が取りやすいということもありますが、夏休みや年末年始などの長期休暇が与えられるというのがあります。
正社員は月給制のため、ゴールデンウィークや夏休み等の長期休暇があったとしても月給が下がることがありません。しかしフリーターは時給で働いているため、休みがあればあるほど給与が下がっていくことになるのです。
福利厚生サービスの違い
会社によっては福利厚生として各種宿泊施設やアミューズメント施設や飲食店などを割引で使うことができます。かなりお得に使えることも多いことからこれも一つの差であると思います。
また交通費だけでなく、正社員ならではの住宅手当などの各種手当てを受けることができます。場合によっては普通の一人暮らし用の家に1万円とかで住めてしまうことがあるので、これも大きな違いになります。
仕事内容の違い
仕事内容についても大きな差があります。
責任の違い
これが嫌で正社員になりたくないという話をよく聞きますが、フリーターと違い、正社員の仕事には責任が伴います。
むしろこの責任が伴う仕事があるからこそ、正社員は高い給与をもらえているのです。そのため正社員は簡単に辞めることはできません。
もちろん本当にやめようと思えば2週間で会社を辞めることができますが、正社員の場合しっかりと引き継ぎをしないと損害賠償を請求されるリスクがあります。
フリーターはいつでも辞めれて、責任が大きい仕事が少ない分給与を少なめなのです。
教育の違い
正社員は会社としてはずっと採用していたいと思っているので、教育コストを投下してくれて、高い研修を受けさせてくれたり、色んな人が仕事を教えてくれたりします。
そして長期的なキャリアを考えて仕事を教えてくれるので、色んな仕事を経験することができますし、最初は給与ほどお金を稼げていなくても強く咎められることはありません。
それも全て将来的に活躍してくれてお金を稼いでくれると思っての投資だと捉えてくれるのです。
しかしフリーターの場合は研修を受けさせてくれるということはほとんどありません。しかも仕事を教えてくれることも最低限で、単純作業を箚せられることがほとんどです。
社会的信用の違い
フリーターは印象が悪いというイメージがありますが、イメージが悪いというだけではありません。
キャリアの違い
履歴書上での話ではありますが、正社員として働いていた間は職歴として認めてくれますが、フリーターとして働いていた間は職歴として認めてくれません。
つまり全く同じ仕事をしていたとしても、正社員としては働いていた期間はプラスとしてみてくれますが、フリーターとしては働いていた期間はプラスにならないどころかむしろマイナスとして見られるのです。
次の就職や転職を考える際にこの職歴のありなしが大きな差を生み出します。
ローン、クレジットカード審査の違い
これは非常に単純で正社員だったら家のローンの審査も通りやすいですし、クレジットカードの審査が通らないこともよっぽどのことがない限りはありえません。
逆にフリーターの場合は家のローンは100%通りませんし、クレジットカードの審査も審査があるものに関してはほとんど通りません。最近はフリーターでも審査通りやすいというカードも出てきていますが、普通は通らないと考えておいたほうが良いでしょう。
風評の違い
単純にフリーターであること、というのは社会的風評が悪いです。
今の時代にある意味不思議なのですが、20代も半ばになってフリーターをしている人というのは世間の目が非常に冷たいです。親戚にあっても何してるの?的なことをよく言われます。
正社員では向けられたことのないような視線をフリーターではむけられます。
それだけ社会的信用に大きな違いがあるんだなと思い知らされることになります。
まとめ
色々とまとめてきましたが、フリーターと正社員の違いでフリーターが優位な点は「自由である」というただその一点のみであると思います。
全ての要素で正社員の方が上回っていると正社員になって改めて感じたので、今フリーターの人はこれを期に就職を考えたほうがいいと思います。
特に最初に何をしたほうが良いかわからないという人は下記の記事をまず読んでみてください。
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