フリーターの皆さんは将来に不安はありますか?

先に、最新のデータからわかることをまとめておきます。

  • 正社員と正社員以外の給与の差は、年齢が上がるほど広がる(50代前半では正社員の約半分)
  • 国民年金だけの場合、40年間保険料を納めても老齢基礎年金は満額で月70,608円(令和8年度)
  • フリーター(15〜34歳)は139万人。35〜44歳でもパート・アルバイトとして働く人は49万人いる(2025年)
  • 20代のうちに動けば、未経験から正社員を目指せる

私はフリーターだった当時、正直あんまり将来に不安がありませんでした。毎日楽しいから良いかなー。と思っていた気持ちが正直ありました。

当時の環境的に周りに30歳とか40歳のフリーターの人がいたのですが、それは将来のことだし、まだ自分は考えなくても良いや、程度に考えていました。

でも私は家族の事情が原因で将来に対して不安のどん底に叩き落され、末路を想像して最終的に就職する道を選びました。

大学中退してフリーターとして数年働いた後就職した著者のプロフィールこんにちは。 このブログの著者のエイジです。 現在は20代後半になっており、広告系の会社で正社員をやっています。 大学...

今思うとあの時気づいてしっかり考えておいてよかったなと思っています。そのおかげで将来に末路入りするのを防げたなと。

だから今日は同じように将来に不安を持って?このブログを見に来てくれた人に私が当時調べて、そして考えた内容を、私の周りにいた高齢のフリーターの方の実体験も含めて末路の内容などをシェアしたいと思います。

フリーターの将来と末路はお先真っ暗

おぼろげながらに想像していると思いますが、正直フリーターの将来と末路はお先真っ暗です。

今は毎日が自由で楽しいのかもしれません。正社員で働くことに抵抗があると思います。

でもそれは将来の自由や安全を引き換えに、今の自由や楽しさを得ているに過ぎないのです。その生活を続けると将来に末路に入ることになります。

それほどずっとフリーターとして生活するというのは危険な状況なのです。

フリーター期間が長くなると正社員との格差は広がっていく

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」から、年齢ごとの月の給与(所定内給与)を、正社員と正社員以外で比べてみましょう。

年齢 正社員・正職員 正社員・正職員以外 差(正社員=100)
20〜24歳 24.8万円 20.4万円 82.2
25〜29歳 28.5万円 22.8万円 80.0
30〜34歳 32.1万円 23.4万円 72.8
35〜39歳 35.3万円 23.0万円 65.3
40〜44歳 37.9万円 23.1万円 60.8
50〜54歳 41.3万円 23.0万円 55.7

※フルタイムで働く人(一般労働者)の月額の所定内給与。正社員・正職員以外には契約社員なども含みます。

正社員の給与は年齢とともに上がっていくのに対し、正社員以外の給与は20代後半からほとんど横ばいです。20代前半では2割ほどだった差が、30代前半で約3割、50代前半では正社員のほぼ半分にまで開きます。

しかもこの表はフルタイムで働く人の数字です。シフトに入れる時間が限られるアルバイトの場合、収入はさらに不安定になります。フリーターの人数や収入などの数字は、フリーターの統計まとめで詳しく紹介しています。

給与の差は毎年積み上がっていく

月々の差は、1年、10年と働くうちに大きな金額になっていきます。たとえば30代前半の月額の差(約8.7万円)が1年続くだけで、ボーナスを除いても100万円を超える差になります。

さらに正社員には賞与や退職金、昇給があることが多く、実際の差は月給の比較よりも大きくなりやすいのが現実です。

しかも問題はそれだけではありません。

将来の年金でさえほとんどもらえない

フリーターの多くは、勤め先の厚生年金に入らず、国民年金だけに加入しています。国民年金の保険料は令和8年度で月17,920円です。

では、将来受け取れる年金はいくらか。国民年金から支給される老齢基礎年金は、40年間すべての保険料を納めた場合の満額でも月70,608円(令和8年度)です。納めていない期間があれば、そのぶん減ります。

一方、正社員として厚生年金に加入していれば、老齢基礎年金に厚生年金が上乗せされます。フリーターを続けるということは、老後の収入の柱が月7万円程度になりかねないということです。

老後のために自分で貯蓄しておかなくては生活できない末路が見えてきます。フリーターの老後については、こちらで詳しく解説しています。

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30代になると正社員への道は一気に狭くなる

私は上記のことに20代の半ばに気づいて、無事に就職することができました。

今考えるとホントに早いタイミングで気づけてよかったと思っています。

フリーターをやっている方は周りに結構高齢のフリーターの方っていませんか?

彼らが未だにフリーターを続けているのは好きでやっているわけではなく、そのことに気づくのが遅くなってしまったせいで将来に正社員になれなくなったのです。

これが本当に怖いところなのですが、30歳を超えると、未経験で正社員として採用してくれる求人は大きく減ります。

もちろん職種を選ばなければ、働き口はたくさんありますが、いい就職先を選ぶことはほぼ不可能になるのです。どんどん末路が近づいて来ます。

末路はブラック企業入り

私の知り合いでも30代半ばを過ぎてからフリーターから正社員として就職を試みようとした方がいます。

その人は非常にがんばり屋で就職活動を一生懸命やっていたおかげで無事に就職先を見つけることができました。

ただ、その企業はとんだブラック企業でした。

話を聞く限りだとかなりの激しい肉体労働で、大量採用、大量離職が当たり前の会社で、年間休日もかなり少ない。

(その時私は完全週休二日制と週休二日制の違いを初めて知りました。これは別記事でまとめる予定です。)

そんな企業に就職してしまった彼はその後最悪の末路を迎えます。

体を壊して働けなくなり末路へ

彼は結局しばらくしてから体調を壊してしまって働けなくなり、会社をやめざるを得なくなりました。

しかも働けない状態で、世の中に放り出されフリーターにも戻れなくなってしまったのです。

気づいてから将来のことを考えて真面目に就職をし、仕事を一生懸命取り組んでいたのに何なのでしょうか、この末路は。

ただ、フリーターの将来がまずいと気づいたのが遅かっただけで。

できるだけ早く脱出するのが吉

はっきり言って30代までフリーターを続けた人の末路は悲惨です。

実際に私も体験しかけて、私の知り合いは実際に体験してしまったので間違いがありません。

30代で就職している人の中には20代はフリーターをしていた人が実はかなりの割合でいます。

私も20代半ばまではフリーターとして働いていて、ラッキーで気づけたことで末路入りを逃れられたのですから。

20代の間であれば、平均年収の項目でも見ましたが、まだ格差はそんなに大きくなりません。

それに20代であれば、ちゃんと就職活動をすれば末路を回避してホワイト企業に就職することさえできます。

運良くこの記事にたどり着いてくれた人は、この記事が少しでも参考になり末路を回避できれば嬉しいです。

年代・状況別のフリーターの末路と対策

フリーターの将来は、年齢や学歴によっても見え方が変わります。自分に近いものを読んでみてください。

末路を避けるために今できること

末路を避ける一番の方法は、20代のうちに正社員として就職することです。未経験から正社員を目指すなら、フリーターや既卒の就職支援に特化したサービスを使うと効率よく進められます。

就職活動の始め方は別記事に書いてあるのでこちらも参考にしてもらえれば嬉しいです。

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ABOUT ME
エイジ
大学を中退し、高卒の学歴のまま20代半ばまでフリーターとニートを経験(飲食店・コンビニ・運送業のアルバイト)。就職支援サービスのハタラクティブ経由で、広告会社の営業職として正社員になりました。ハタラクティブやジェイックを実際に使った体験をもとに、フリーター・既卒・中退者の就職について書いています。
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