フリーターが面接に受からない理由|落ちた私が2回の面接で内定をもらうまでに変えたこと
「フリーターから就職しようとしているのに、面接でなかなか受からない」「どこが悪いのか自分ではわからない」。この記事は、そんな人に向けて書いています。
私は大学を中退したあと、フリーターやニートの生活を送り、20代半ばで就職活動を始めました。最初の面接は散々で、何社か続けて落ちています。それでも、話し方を変えてからは、2回の面接で内定をもらうことができました。この記事では、落ちていたころの私と、内定をもらった面接で何が違ったのかを、体験のまま書きます。先に結論を書いておきます。
- 書類で落ちたこともあるし、最初の面接は質問にうまく答えられず、2〜3社続けて落ちた
- 落ちていたころは、話しているうちに自分でも何を言っているのかわからなくなり、質問への答えになっていないことが何度もあった
- 模擬面接のあと、「結論から先に答える」「質問の意味がわからなければ聞き返す」を意識するようにした
- 内定をもらった面接では、バイトの経歴、職場に貢献できたこと、失敗した経験、大学中退の理由をしっかり聞かれた
- 大学中退の理由は取りつくろわず、「当時は何も考えていなかった」と正直に話し、今は反省していることと、だから就職したいことを伝えた
フリーターだった私も、面接に何社か落ちた
就職活動を始めたばかりのころ、私は書類選考で落ちることもありましたし、面接に進んでも、最初のころは散々でした。
面接官から質問されても、うまく答えられない。答えているつもりでも、話がまとまらない。そんな状態で、2〜3社は普通に落ちました。
フリーターの期間が長かったり、大学を中退していたりすると、「経歴のせいで落ちているのかな」と考えがちです。私もそう思っていました。でも、あとから振り返ると、落ちていた一番の原因は経歴ではなく、面接での話し方だったと思っています。
落ちていた原因は「質問に答えていなかった」こと
落ちていたころの私は、質問されると、とにかく何か話さなければと思って話し始めていました。
ところが、気を抜いていると、話しているうちに自分でも何を言っているのかわからなくなってしまいます。その結果、質問に対する答えになっていないということが、何度もありました。
面接官が聞きたいことに答えていないのですから、いくら話しても評価されるはずがありません。当時の私は、そのことに自分では気づけていませんでした。
模擬面接のあとで変えた、3つのこと
就職活動では、ハタラクティブの担当の方に模擬面接をしてもらい、経歴の話し方を一緒に考えてもらいました。そこで意識するようになったのが、次の3つです。
1. 聞かれたことに、結論から先に答える
一番大きかったのは、自信を持って、聞かれた質問への答えを最初に言うことでした。
面接は、試験というより人と人とのコミュニケーションで、会話です。そう考えるようにしてから、面接官に聞かれていることに対して、まず結論から答えるようにしました。理由や具体的な話は、そのあとに続ければ十分です。
たとえば「アルバイトで工夫したことはありますか?」と聞かれたら、次のような順番で話します(言い回しは一例です)。
- 結論:「はい、〇〇を工夫しました」
- 理由・きっかけ:「〇〇という問題があったからです」
- 具体的な話:「そこで〇〇をしたところ、〇〇になりました」
最初に結論を言っておけば、途中で話が長くなっても、質問への答えからずれにくくなります。
2. 質問の意味がわからなければ、聞き返す
面接では、質問の意図がよくわからないこともあります。そういうときは、わからないまま話し始めるのではなく、一度聞き返すようにしました。
「〇〇についてのご質問、という理解で合っていますか?」のように確認してから答えれば、相手が何を聞きたいのかをつかんだうえで話せます。聞き返すことで、面接官とのあいだのズレを埋めていけることがわかったのは、模擬面接でとても大きな収穫でした。
3. 良かったところ・悪かったところを振り返る
模擬面接では、終わったあとに、面接官役の方が私の良かったところと悪かったところをいろいろと説明してくれました。
自分ひとりで練習していても、どこが悪いのかはなかなかわかりません。第三者から具体的に指摘してもらえたことで、自分の話し方を十分に振り返ることができたのが、かなり大きかったと思います。
内定をもらった面接で聞かれたこと
最終的に私は、ハタラクティブ経由で広告会社の営業職に応募し、2回の面接で内定をもらいました。その面接でよく聞かれたのは、次のようなことです。
- フリーター時代のアルバイトの経歴
- アルバイトで、職場に貢献できたこと
- 考えながら仕事をして、成果を出せた経験
- 失敗した経験
- 大学を中退した理由
アルバイトの経歴は、ありのまま話した
私は飲食店や居酒屋、コンビニなどのアルバイトを、それぞれ1年くらいずつ経験してきました。一番長く続いたのは居酒屋です。
面接では、それぞれの経験をありのまま話しました。そのうえで、職場で価値を出せたことや、そこから学んだことを事前に整理しておき、聞かれたら結論から答えられるようにしていました。
聞かれた内容を見ると、アルバイトの職種そのものより、「仕事にどう向き合ってきた人なのか」を見られていたのだと思います。成功した話だけでなく、失敗した経験も聞かれたので、両方を準備しておくと安心です。
大学中退の理由は、正直に答えた
大学を中退していたので、その理由についても、しっかり聞かれました。
正直に言うと、私の中退には、人に語れるような強い理由はありませんでした。なので、「当時は何も考えていなかった」と、正直に答えました。
そのうえで、次のことをきちんと説明するようにしました。
- 当時のことを、今はとても反省していて、後悔していること
- その自分を直したいからこそ、今こうして就職しようとしていること
中退の理由をうまく取りつくろうより、自分の思いを理解してもらうことを大事にしました。大学中退の理由の伝え方や例文は、こちらの記事にまとめています。
落ちた面接と内定をもらった面接の違い
振り返ってみると、落ちていたころと内定をもらったときで、私の経歴は何も変わっていません。フリーターだったことも、大学を中退したことも同じです。
変わったのは、話し方です。
- 思いつくまま話し始めるのではなく、聞かれたことに結論から答える
- 質問の意味がわからないときは、聞き返してから答える
- アルバイトの経験は、貢献できたことや学んだことを整理してから臨む
- 答えにくい中退の理由も、正直に話したうえで、今の思いを伝える
経歴は今さら変えられませんが、話し方は変えられます。面接に落ち続けていると自信をなくしてしまいますが、それは「自分がダメだから」ではなく、「伝え方がまだ合っていないから」かもしれません。
面接でよく聞かれる質問と答え方、自己紹介の例文は、こちらにまとめています。
空白期間について聞かれたときの答え方は、こちらです。
面接に落ち続けているなら、模擬面接を受けてみる
私が話し方を変えられたのは、模擬面接で、自分では気づけなかったところを指摘してもらえたからです。ひとりで悩んで応募を続けるより、一度誰かに面接官役をしてもらうほうが、ずっと早く改善できると思います。
ハタラクティブは、フリーターや既卒など、正社員の経験がない人や短い人の就職を支援しているサービスです。私が使ったときは、模擬面接で経歴の話し方を一緒に考えてもらえました。実際に使ったときの流れは、こちらで詳しく書いています。
20代なら、第二新卒エージェントneoも無料で相談できます。担当者との相性もあるので、2〜3社に登録して比べてみるのがおすすめです。
よくある質問
フリーターは面接で落ちやすいですか?
フリーターの期間や中退の経歴について、必ずと言っていいほど聞かれるので、準備していないと答えに詰まりやすいと思います。私も最初は2〜3社落ちました。ただ、話し方を変えてからは、2回の面接で内定をもらえました。
面接で質問の意味がわからないとき、聞き返しても大丈夫ですか?
私は聞き返すようにしてから、面接が会話としてかみ合うようになりました。わからないまま的外れな答えをするより、確認してから答えるほうが、相手にも伝わりやすいと感じています。
大学中退の理由は正直に言ってもいいですか?
私は「当時は何も考えていなかった」と正直に答えました。そのうえで、今は反省していること、だからこそ就職したいことを伝えています。理由をごまかすより、今の気持ちをきちんと伝えることが大事だと思います。
まとめ
- 私も書類で落ちたことがあり、最初の面接は質問にうまく答えられず、2〜3社落ちた
- 落ちていた原因は、話しているうちに質問への答えになっていなかったこと
- 模擬面接のあと、結論から答える・わからなければ聞き返す・良かった点と悪かった点を振り返る、を意識した
- 内定をもらった面接では、バイトの経歴、貢献できたこと、失敗した経験、大学中退の理由を聞かれた
- 経歴は変えられないが、話し方は変えられる。話し方を変えて、2回の面接で内定をもらえた
面接に落ち続けて自信をなくしている人は、まずは就職エージェントの模擬面接で、自分の話し方を客観的に見てもらうところから始めてみてください。

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