「フリーターから就職しようとしたら、営業職ばかりすすめられる」「未経験で営業なんて、きつそうで不安」。この記事は、そんな人に向けて書いています。

私は大学を中退したあと、20代半ばまでフリーターやニートの生活を送り、そこから未経験で広告会社の営業職として正社員になりました。正直に言うと、もともと営業は嫌な仕事だと思っていました。この記事では、営業をすすめられたときに感じたこと、広告営業の実際の仕事、最初にきつかったこと、そして向き不向きについて、私の体験をそのまま書きます。先に結論を書いておきます。

  • もともと営業は「ノルマやテレアポがきつい仕事の代名詞」だと思っていて、嫌だった
  • 私の広告営業の仕事は、新規が2割、既存のお客さんが8割。既存のお客さんへの提案が中心だった
  • 最初にきつかったのは、お客さんとまともに会話すること、新規のアポ取り、数字を追うこと
  • 人と話すのが好きな人は向いている。勢いで押すのが苦手でも、準備に時間をかければ対応できる

私が未経験から営業職になるまで

私は大学を中退したあと、飲食店や居酒屋、コンビニなどのアルバイトを続けていました。いちばん長く続いたのは居酒屋で、人と関わる仕事が多かったと思います。

就職活動を始めてハタラクティブに相談したとき、「土日休み」「月収20万円以上」「残業はある程度なら大丈夫」「できれば都内」といった希望を伝えたところ、担当の方から営業職をすすめられました。紹介された求人は6件で、すべて営業職でした。就職活動の途中で参加したジェイックの研修も、当時は「営業カレッジ」という名前でした。

最終的には、ハタラクティブ経由で広告会社の営業職に応募し、面接2回で内定をもらいました。

営業職をすすめられたとき、正直嫌だった

正直に言うと、もともと営業は嫌だと思っていました。ノルマに追われる、テレアポで断られ続ける、といった、きつい仕事の代名詞のようなイメージがあったからです。

なので営業職をすすめられたときも、すぐには受け入れられず、営業以外の仕事がないかを自分で探したりもしました。

同じように「営業だけは嫌だ」と思っている人は多いと思います。ただ、実際に働いてみると、イメージしていた営業と、自分がやった営業には違うところもありました。ここからは、その実際の仕事について書きます。

広告営業の仕事は「新規2割・既存8割」

私の場合、仕事の割合は、新しいお客さんへの営業が2割、今お付き合いのあるお客さんへの営業が8割でした。営業というと飛び込みやテレアポのイメージが強いかもしれませんが、私の仕事の中心は、すでに取引のあるお客さんとの関係づくりでした。

既存のお客さんへの営業

継続して取引してくれているお客さんのフォローをしながら、「さらに何か役に立てることはないか」を考えて提案します。今の取引に加えて、もう一段上の提案をすることもあります。

会社として信頼してもらえている相手なので、初めてのお客さんよりは話を聞いてもらいやすい仕事です。

新しいお客さんへの営業

新規の営業は、自分でアポイント(会う約束)を取ってお客さんを訪問し、新しく売り込みをする仕事です。ゼロから関係をつくるので、既存のお客さんへの営業よりも難しさがあります。

営業職の求人を見るときは、新規と既存の割合がどのくらいかを確認しておくと、入社後のイメージがつかみやすくなります。面接や、就職支援サービスの担当者に聞いてみるのがおすすめです。

未経験の営業で、最初にきつかったこと

ここからは、営業を始めたばかりのころに私が実際にきつかったことを書きます。

お客さんと「まともに会話する」ことが大変だった

居酒屋などの接客のアルバイトで人と話すことには慣れていたつもりでしたが、仕事でお客さんと話すのは別物でした。最初は、お客さんとまともに会話をすることさえ大変でした。

既存のお客さんは、会社としての信頼があるぶん、まだましでした。それでも、何を話せばいいのか、どう提案につなげればいいのか、最初はつかめませんでした。

新規は、アポを1つ取るだけでも苦労した

新規の営業は、本当にアポを1つ取るだけでも苦労しました。やっとアポが取れても、実際に会ってみると売り込みがまったくうまくいかない。この時期は、正直かなりつらかったです。

数字を追いかけることに慣れていなかった

もう一つきつかったのが、数字を追いかけて行動することです。アルバイトのときは、決められた時間に決められた仕事をすれば終わりでした。営業では、目標の数字に向けて自分で動き方を考える必要があります。

この感覚に慣れていなかったので、最初は精神的にも苦労しました。

就職して最初の数か月のきつさや、それでも辞めずに踏みとどまれた理由は、こちらの記事にまとめています。

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営業に向いていると感じたこと・向いていないと感じたこと

向いていると感じたこと:人と仲良くなりながら提案すること

いろいろ苦労はしましたが、結局、私は人とコミュニケーションを取ることが好きなんだと思います。お客さんと仲良くなりながら、その人に合った提案をしていくというスタイルは、自分に向いていると感じました。

既存のお客さんが8割という仕事だったことも、自分には合っていたと思います。

向いていないと感じたこと:準備せずに勢いで押すこと

一方で、最初からスピードを出して成果を出したり、準備をせずにその場の勢いでなんとかしたりするのは苦手でした。

その分、準備に時間をかけて対策をすることで、なんとか乗り切っていました。話す内容を事前に考えておく、お客さんのことを調べておく、といった準備です。営業は「話がうまい人」だけの仕事だと思われがちですが、準備でカバーできる部分も大きいと感じています。

未経験から営業職を目指す人に伝えたいこと

私の経験から、これから営業職を目指す人に伝えたいことをまとめます。

「営業=きつい」のイメージだけで決めない

私自身、営業は嫌だと思っていました。でも、同じ営業でも、新規中心か既存中心か、何を売るのかによって、仕事の中身は大きく違います。イメージだけで候補から外す前に、仕事の中身を確かめてみることをおすすめします。

接客のアルバイト経験はちゃんと生きる

仕事の会話は別物だと書きましたが、人と話すことへの抵抗が少ないのは、接客のアルバイトで身についた力です。面接でも、アルバイトでお客さんとどう関わってきたかは、営業職へのアピール材料になります。

話すのが得意でなくても、準備でカバーできる

勢いで話すのが苦手でも、準備に時間をかければ対応できます。自分のタイプに合ったやり方を見つけていけば大丈夫です。

応募する前に、確かめておきたいこと

  • 新規の営業と既存の営業の割合
  • 何を、どんなお客さんに売るのか(会社相手か、個人相手か)
  • 研修や、先輩に同行して教えてもらえる期間があるか
  • 目標の数字や残業について、実際どうなのか

面接で聞かれやすい質問と答え方は、こちらにまとめています。

フリーターの面接対策|よく聞かれる質問と答え方
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営業職の求人は、就職エージェントで中身を確かめて選ぶ

営業職の求人は数が多いぶん、中身の差も大きいです。私がハタラクティブで紹介してもらった営業職の求人の中にも、生命保険やウォーターサーバーの営業など、正直ブラックな印象を受けたものがありました。

ただ、気になって担当の方に質問すると、「残業時間は長いと聞いている」と正直に答えてもらえました。求人票だけではわからないことを、応募する前に聞けるのは、就職エージェントを使う大きなメリットだと思います。

ハタラクティブは、フリーターや既卒など、正社員の経験がない人や短い人の就職を支援しているサービスです。私もここ経由で営業職に就職しました。実際に使ったときの流れや、「やめとけ」と言われる理由は、こちらで詳しく書いています。

ハタラクティブはやめとけ?|実際に使って就職した本音
ハタラクティブの評判は?やめとけ・騙されたと言われる理由を体験談と口コミで検証今日は私が実際にフリーターから正社員就職する時に利用して、よくこのサイトでも一番オススメだと良く言っているハタラクティブについて、私が実...

よくある質問

未経験でも営業職に就職できますか?

できます。私も正社員の経験がまったくない状態から、広告会社の営業職に就職しました。ハタラクティブで紹介された6件の求人も、すべて営業職でした。

話すのが苦手でも営業はできますか?

私は勢いで話すのが苦手でしたが、準備に時間をかけることで対応していました。新規より既存のお客さんが中心の営業なら、じっくり関係をつくっていくことができます。

営業はノルマがきつくないですか?

数字を追いかけることには、私も最初は精神的に苦労しました。ただ、目標の決め方や厳しさは会社によって大きく違います。応募する前に、目標の数字や達成できなかったときの扱いを確認しておくと安心です。

まとめ

  • もともと営業は嫌な仕事だと思っていたが、実際の仕事はイメージと違うところもあった
  • 私の広告営業は、新規2割・既存8割。既存のお客さんへの提案が中心だった
  • 最初は、お客さんとの会話、新規のアポ取り、数字を追うことがきつかった
  • 人と話すのが好きな人は向いている。勢いが苦手でも、準備でカバーできる
  • 営業職は中身の差が大きいので、新規と既存の割合や研修の有無を確かめてから選ぶ

営業職に興味はあるけれど不安がある人は、まずは就職エージェントに相談して、求人の中身を詳しく聞いてみるところから始めてみてください。私が実際に使ったハタラクティブのほか、20代向けの第二新卒エージェントneoも、無料で相談できます。

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エイジ
大学を中退し、高卒の学歴のまま20代半ばまでフリーターとニートを経験(飲食店・コンビニ・運送業のアルバイト)。就職支援サービスのハタラクティブ経由で、広告会社の営業職として正社員になりました。ハタラクティブやジェイックを実際に使った体験をもとに、フリーター・既卒・中退者の就職について書いています。
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