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わたし、定時で帰りますに学ぶ、ブラック企業の作り方

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こんばんは。ブログの管理人のエイジです。

最近「わたし、定時で帰ります」というドラマが話題になっていますよね。

「あなたは何のために働いていますか?」というキャッチコピーで、一体自分が働く意義というものを改めて考えさせられるストーリーになっています。

近年「ブラック企業」という言葉がよく取り上げられ、過労死などの問題になっているため、テレビでよく見る機会が増えてきています。

私もフリーターから就職した人間としては他人事ではなく、初めての就職の際に自分が就職する企業が本当はブラック企業ではないのかと不安に思っていたことを思い出しました。

そこでわたし、定時で帰ります。のドラマを見てみたのですが、そのドラマにはブラック企業になっていくようなエッセンスが抽出されていたように思います。

今回はわたし、定時で帰りますに学ぶブラック企業の作り方をまとめてみました。

あらすじ

まず事前にあらすじを簡単にまとめると、吉高由里子が演じる東山結衣はweb制作会社で働いており、必ず18時の定時で帰る生活を送っていました。

過去の経験から二度と不必要な残業はしないと心に決めていた、東山結衣ですが、新しい部長の就任や新しいメンバーが部署に入ってくることで、その人間関係などに振り回されていくことになります。

ここからが本題。ブラック企業の作り方について考察してみました。

わたし、定時で帰りますに学ぶブラック企業の作り方は下記の3点です。

・上司が過去の経験、価値観を押しつける
・長時間働いている人が偉い、定時で帰る人はやる気がないという考え方
・周りの人が残ってるから自分の残ろうという文化

①上司が過去の経験、価値観を押し付ける

始業時間の少し前に出社してきた新人に対して「遅刻よ、新人は始業時間の30分前には出社してきて、準備をするの。私の時代はそうだった」という、仕事命の女の三谷佳菜子。

どうやら仕事の皆勤賞であるらしく、風邪を引いていても会社を休んだことがないようです。

また平然と仕事時間内に終わらないような仕事を部下にお願いし、新人からの「これやる必要なくないですか?終わりませんよ。」という質問に対しても「ちゃんとやりなさい。私の時代には残業は当たり前だったのよ」という始末。

他の社員から「そういうのは今どきではないですよ」と言われても「私の時代は100社受けて内定をもらって、それでも取り消されないようにするのが当たり前だった。そういう仕事のやり方ではすぐに社会に通用しなくなりますよ。」という旨を返している。

そして極めつけは「仕事を取ろうと思うなら人の倍、いや10倍ぐらいはやらないと」と真顔で語っています。

これらはすべて彼女の価値観の中でこれが自分が経験してきた中では正しかったという経験を、それを自分の部下に押し付ける行為なんですね。

部下にも「なんでも三谷さんの基準で考えないでください。自分が新人の頃やらされたからって、なんで私達までやらないと行けないんですか」と言われています。

この意見を平然と「私はあなたのためを思って言ってあげてるんです。」と退ける三谷。

結局彼女は部下に立て続けに2人やめられてしまい、挙句の果てに会社のパソコンのパスワードを変えられてしまいます。

部長に怒られ、部下には土下座しないとパスワードを絶対に教えないとまで言われてしまい、会社にこれなくなってしまいました。

こういうのに耐えられる社員ばかりが会社に残っていくと会社がブラック企業化していくんだなと感じます。

②長時間働いている人が偉い、定時で帰る人はやる気がないという考え方

定時で必ず帰る東山結衣に対して、ユースケ・サンタマリア演じる部長の福永清次は「あー、本当にいつも定時で帰るんだ。もっと頑張ろうよ。他の人はまだ仕事しているのに?自分さえ良ければ良いタイプ?お給料貰えればそれで良いって人?」と声をかけます。

また仕事命の女の三谷佳菜子は定時で帰る東山結衣を信じられないような目で見つめながら、「本当に定時でかけるんですね」「しっかり仕事をした後輩を労わなくても良いんですか?」と声をかけます。

これこそが古い考えの塊なんですよね。

定時で帰るやつはもっと頑張れる。長時間で働いているやつは精一杯頑張っていて偉い。

長く残ることが偉い文化の会社で働くと、長く残ることの戦いになってしまい、自ずとブラック企業化していきます。

優秀な人は容量よく仕事を終わらせて早く帰るから評価されずに辞めていって、結局容量の悪いブラック企業体質の人間が残っていくというサイクルが回っていき、その企業はブラック企業から抜け出せなくなっていくんですよね。

③周りの人が残ってるから自分の残ろうという文化

仕事命の女の三谷佳菜子が部下に過剰な量の仕事を与えているのを見て、東山結衣の部下は「手伝わなくても良いんですか?」と声をかけます。

それに対して東山結衣は「皆で一つのことをしてたら会社が回らないよね?私達は私達の仕事をする。で、手を貸してと言われたら手を貸す」と答えています。

これが本当にその通りで、皆がやっているから自分も残って手伝おうと皆が思っていたら、残る残るの無限ループが発生し、いつまでも帰れなくなりブラック企業が簡単に発生します。

こういう時は自分の仕事は自分の仕事と割り切って、終わったらさっさと帰るのが正解なのです。

ある意味で「他の人がまだ頑張っている」というのはマジックワードで、人間誰しも良心を持っているものなので、他の人が苦労しているから手伝おうというマインドが働いてしまうものなんですよね。

そのため心のやさしい人間からこういうループに巻き込まれてしまい、ブラック企業化していってしまうのです。

結論

数人のブラック企業体質の人間が会社にはいってくるだけで、簡単にブラック企業になっていってしまうことが見えてきました。

私のブログを見てくれている人はフリーターとかニートとかで初めての就職をする人が多いかもしれないけど、初めての就職でこういう文化をもったブラック企業には絶対に入ってはいけません。

特に未経験から就職して、最初の企業がブラック企業とかですぐに辞めてしまうと、次の就職から苦労することになるから、最初に就職する企業はちゃんと見極めてブラック企業じゃないところに就職することにしましょうね。

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