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試用期間とは?また試用期間中に退職できるのか?

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こんにちは。ブログの管理人のエイジです。

フリーターから初めて就職した人とかは聞いたことがないかもしれない、試用期間。

転職先企業から「当社の試用期間は○カ月です」といわれたら、それは何を意味するのか。ここでしっかり押さえておきましょう。

また入る会社を間違えてしまったと感じた場合など退職を考えたいと思うかもしれません。その退職を考えた場合に普通に退職することができるのか、も見ていきましょう。

「試用期間」とは”最後の入社試験”のようなもの。期間中は真剣勝負に挑む覚悟で

今の世の中、就職・転職しようと思っても、そう簡単にはいきません。会社の人材を見る目は厳しくなるいっぽうだし、競争も激しさを増すばかり。

そんな激戦の末に入社が決まったとなれば、うれしさより先に安心感と疲労でグッタリ。転職先に晴れて入社しても、なかなか本調子になれないなんていうことも……。

即戦力を期待して経験者を中途採用した会社やフリーターからやる気のある正社員を採用したつもりの会社側としては、それでは困るわけです。相手が経験者ではなくフリーターでも新卒者でも、雇用形態がどんな従業員であっても、採用してみたら「ハズレ」なんて事態になったら、その会社は大きなダメージを受けます。

間違っても「ハズレ」と思われないように、入社したその日から一生懸命に仕事に打ち込むのが、転職者のあるべき姿といえるでしょう。また、会社によっては「入社後○カ月間は試用期間になります」と説明されることも。そんな場合は、入社してもまだまだ安心できません。

「シヨーキカン」を聞き逃すな

就職・転職する会社に「試用期間」という制度があるかどうか。これは重要なことなので、入社が決まると、採用担当者から説明を受けるはずです。入社が決まったうれしさで有頂天になり、うっかり聞き逃したりしないようにしましょう。

なぜなら、試用期間は文字通り「採用を試みる期間」。試される労働者のほうは、従業員としての仮免を与えられただけのようなものなのです。試用期間中は、正式の本採用にはなっていません。くれぐれもこの点をお忘れなく。

試用期間とは、会社が一定の期間を定めて、新入りのあなたの実力や適性、人となり、やる気などをチェック。その結果、「大丈夫、合格」と判断されれば、期間明けに正式の本採用となります。逆に「ハズレ」という結論に至れば、会社はあなたの本採用を拒否(つまり、解雇)できるという制度なのです。

会社が試用期間を設けるかどうかは、会社の判断に任されています。あるかどうかは担当者に聞いてみないとわかりません(制度がある場合は、就業規則にも書かれているはず)。必ず試用期間があるかどうかチェックしましょう。

入社後に、試用期間という最後の入社試験(本採用試験)が待っているのと、そうでないのとではやはり緊張感が違うでしょう。設けられている場合は、以下の内容をしっかり確認のうえ、真剣勝負に挑む覚悟で頑張ってほしい。

押さえておきたいポイント

試用期間という最後の入社試験の内容はどうなっているのか。まず、しっかり確認しておきたいのは次の項目です。

□試用期間の長さ
試用期間の長さは、会社の規定によっていろいろ。とはいえ、ほとんどが1~6カ月で、中でも3カ月程度にとどめる会社が多いようです。

□試用期間中の待遇面
これも会社の規定によって異なります。社会保険には加入させられるが、給与システムは「試用期間中の扱い」ということで、当初聞いていた内容と違うことも。給与が振り込まれてからビックリ、なんてことにならないように、初めに確認しておきましょう。

□テストされる部分
試用期間中は、その会社の従業員としてふさわしいか、いろんな面からチェックされます。特に次の点は重要なポイントになるでしょう。

□職務能力
中途採用者は、即戦力を期待されて採用される部分が大きい。フリーターは意欲を買われて採用される。その期待に応えるべく、最初からフル回転で仕事に当たるのが、中途入社者とフリーターのあるべき姿といえます。「入社したばかりなんだから、無理はしないでおこう」、「最初ぐらいノンビリさせてよ」と手を抜くと、厳しい判定が下されることになります。

□勤務態度や人となり
まじめに働いて、職場の人間関係でもみんなとうまくやっていけます。当たり前のことのようだが、できない人も中にはいたりして……。職場での日常もしっかりチェックされていることを忘れずに。

□やる気
実力としての職務能力を発揮するうえで、スキルや経験のほかに「やる気」も欠かせない。特にフリーターからの正社員採用の場合には大きい部分。
とにかく、がむしゃらに仕事に取り組むことが大事。「入社してしまえば、こっちのもの」とばかりに気をゆるめれば、減点はまぬがれないでしょう。

やる気を示すには、今度の仕事が初めてたずさわる仕事だとしても積極的に挑戦しましょう。経験のある仕事なら、なおさら即戦力をアピールできるような仕事ぶりを見せたい。

以上のほかにも「健康状態」など、あなたという人物全体が観察の対象になると思っていてよいでしょう。試用期間中は、あらゆる面でふるいにかけられるから油断禁物。

もっとも、試用期間という制度がなくても、就職者の評価は入社後早くに決まるもの。今後の運命が今にかかっていることを意識して、自分をアピールするべきです。

本採用を拒否されたら

試用期間の様子から、「本採用拒否=解雇」となるのは、どんなケースか。心配する前に、会社はそう簡単に本採用を拒否できるわけではないことを覚えておきましょう。

最悪の決断を下すからには、相手が相当な問題社員だと考えられます。そうだとしても、その従業員を見限る前に、会社は本人に対してできる限りの指導や注意を行うことが求められます。また、試用期間の延長という方法も考慮しなければならないでしょう。

試用期間をむやみに恐れて萎縮してしまったりしないように。試用期間制度でもう一度ふるいにかけられることになっても、それ以前に書類選考、面接試験などを勝ち抜いてきた人材。実際に働いてみたらハズレというケースは、珍しい事態といえるでしょう。

それでも心配という方は、次のような問題を起こさないように注意することです。

□勤務成績不良
出勤率が悪かったり、無断欠勤したりすると、当然問題になります。

□業務不適格
仕事に向いていないと思われるほど仕事ができない、ミスを繰り返すなど。

□言動の不適格
言動に問題アリでは、社会人としての常識が疑われてしまいます。

□協調性の欠如
社内規則を守らない、喧嘩っ早いなどトラブルメーカーになったら終わりなのは当たり前。

□経歴詐称
履歴書にウソの学歴や職歴を書くと「告知義務違反」という重大な違反を犯したことになります。経歴詐称を懲戒解雇の理由に定めている会社は多いのです。

試用期間中でも退職はできる

一方試用期間中はこちらも会社を判断する期間と捉えてもOKであり、もちろんこの間に合わないなと思えば退職することは可能です。

しかし、試用期間中ではあっても会社があなたを即日解雇できないように、あなたも即日退職することはできません。つまり普通に会社を退職するときのようにせいしきなルートをたどって退職しなくてはならないのです。

正式な退職の手順に関しては下記にまとめてありますので、そちらをご覧ください。

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もちろん退職期間中でも合わない会社は退職することはできますが、試用期間で辞めるということは、履歴書にも試用期間中に退職した、という項目が追加されることだけは忘れないようにしましょう。

試用期間中の退職であれば、なにか理由があったのではないかと会社側は警戒するもの。次の就職の際にその辺りの質問はほぼ確実に突っ込まれるものだと思って、次の就職で不利になる可能性があることを前提に対策を講じておきましょう。

たとえ、会社がブラック企業であり、上司からパワハラを受けて退職したとしても、次に面接する会社は理解してくれず、むしろあなた側に責任があるのではないかと勘ぐるもの。

そうはならないようにできるだけ論理的にポジティブな返答ができるように事前に回答を用意しておくのが良いでしょう。

まとめ

会社には試用期間が用意されているところがあり、試用期間中は正式に採用がまだされていません。

試用期間中に採用企業に間違った採用だったと思われた場合は、採用を取り消される場合がありますので、就職した場合は最初から成果を出せるように一生懸命仕事に取り組むことが重要です。

また一方でこちらも会社を検討する期間であり、合わない会社だった場合は普通に退職することができます。

お互いをよく理解するための期間だと認識して、いい関係を築けるように努力しましょう。

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