25歳フリーターは就職できる?正社員になるなら今動くべき理由とコツ
25歳という年齢は、フリーター・無職の人が正社員としての就職を目指す区切りとしてよく挙げられます。でも実際のところ、25歳の人のなかには「まだまだこれからだ」「今はやりたいことを自由にやって、30歳になる頃に仕事に就いて落ち着こう」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、30歳になる頃に正社員として落ち着いて働いているためには、20代半ばのうちにアルバイトを卒業しておくのがおすすめです。
実際私も20代の半ばでフリーターから正社員に就職しました。今回は、なぜ25歳前後で就職したほうが良いのかをお伝えします。先に結論を書いておきます。
- 25歳前後は、正社員とフリーターの給与の差が開き始める時期
- 大学を卒業して3年以内なら、「既卒」として新卒の採用枠に応募できる企業がある
- 未経験歓迎の求人は若手を想定したものが多く、20代のうちに動くほど選べる会社が多い
私も20代半ばでフリーターから正社員になりました
私は大学を中退したあと、しばらくフリーターやニートとして過ごしていました。「まだ若いから大丈夫」と思っていましたが、父が倒れたことをきっかけに将来が不安になり、20代半ばで就職を決めました。
就職活動では、最初の面接で2〜3社落ちています。ハタラクティブの模擬面接で、結論から答えるなど話し方を直してから、広告会社の営業職に内定をもらいました。最初の面談から就職までは2か月ほどです。収入は、フリーター時代の月10万円前後から、手取りで月19万円になりました。
面接で落ちていたころと、内定をもらったときの違いは、こちらに書いています。
25歳フリーターと正社員の差はどれくらい?
そもそも25歳とはどんな年齢なのでしょうか。4年制大学を卒業している場合は、多くの人が卒業してから3年ほど経っている歳です。専門学校や短大を卒業した場合は5年、高卒の場合は7年ほどが経過している頃になります。
給与の差が開き始める
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」で、フルタイムで働く人の月の給与(所定内給与)を比べると、次のようになります。
| 年齢 | 正社員・正職員 | 正社員・正職員以外 | 月の差 |
|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 24.8万円 | 20.4万円 | 約4.4万円 |
| 25〜29歳 | 28.5万円 | 22.8万円 | 約5.7万円 |
| 30〜34歳 | 32.1万円 | 23.4万円 | 約8.7万円 |
※正社員・正職員以外には契約社員なども含みます。
正社員の給与は年齢とともに上がっていくのに、正社員以外は20代後半からほぼ横ばいです。25歳前後で就職するかどうかで、30代の収入は大きく変わってきます。
フリーターは仕事を選び始める時期
25歳を過ぎると、10代や20代前半の頃のような無理がだんだんきかなくなってきます。多少の寝不足でも動けた体が動かなくなったり、疲れがたまりやすくなったりする時期です。そのため、夜勤や立ち仕事など、以前は辛くなかった仕事が辛く感じられるようになる人もいます。
正社員は仕事を任され始める時期
正社員の場合、25歳ぐらいになると若手という扱いからだんだん抜け出して、仕事を任されるようになります。後輩もでき、仕事にも会社にも慣れて、これからのキャリアについて考えるのにいい時期です。
無職・フリーターが就職するなら25歳前後が目安
冒頭で伝えたように、フリーターが就職したいなら25歳前後が一つの目安だといわれています。もちろん26歳、27歳になったからといって急に仕事が見つからなくなるわけではありませんが、これにはきちんとした理由があります。
大卒なら卒業後3年以内は「新卒枠」に応募できる
厚生労働省は「青少年雇用機会確保指針」で、企業に対して学校を卒業した人が、卒業後少なくとも3年間は新卒の採用枠に応募できるようにすることを求めています。
ストレートで4年制大学を卒業した人なら、卒業後3年が過ぎるのはちょうど25歳の頃です。この期間を過ぎると、応募できるのは基本的に中途採用の枠になります。正社員としてのキャリアがない人が中途採用の枠で応募するのは、ハードルが高くなりがちです。
なお、卒業後に一度も正社員として働いていない人は「既卒」、新卒で入社しておおむね3年以内に辞めた人は「第二新卒」と呼ばれます。違いはこちらで詳しく解説しています。
若手と呼ばれるうちに就活するのが大事
若いうちなら、正社員の経験が少なくても企業はそこまで気にしません。入社後にじっくり育てていくことを前提に、これからの伸びしろを見て採用してもらえるからです。
一方で、未経験者を正社員として採用する求人は、長く働いてもらうことを前提に若手を想定しているものが多く、年齢が上がるほど応募できる求人は減っていきます。だからこそ、若いうちに動き出すことが大切です。
正社員として就職するコツは?
でも今アルバイトとして生計を立てている人、もしくは無職で親に養ってもらっている人は「そんな急に正社員になれるわけない」と思うのではないでしょうか。25歳ぐらいの時私も最初はそうでしたし、実際応募する企業選びに失敗して何度か不採用になってしまいました。
きちんと仕事に就きたいのであれば、しっかり準備することが大切です。
フリーターでの経験を活かせる仕事を探す
正社員としてのキャリアでなくても、アルバイトの経験は就活で十分強みとしてアピールできます。そのため、これまでの経験をアピールしやすい職種・企業に応募すれば、採用される可能性は高くなります。
例えば接客業をしていたなら、コミュニケーション能力が活かせる営業職に応募するのがおすすめです。コールセンターのアルバイトをしていたなら、そのアルバイトを管理する社員の仕事に応募してみてもいいかもしれません。
直接つながっていなくてもかまいません。ひたすら倉庫で納品作業をしていたなら、事務職の就活で集中力や作業のミスの少なさをアピールできます。広い視野で考えて、これまでの経験を活かせる仕事を見つけましょう。アルバイト経験を使った自己PRの作り方は、こちらで例文つきで解説しています。
空白期間やフリーターになった理由を説明できるようにする
面接では「なぜ今までフリーターだったのか」「空白期間に何をしていたのか」をほぼ確実に聞かれます。言い訳をするのではなく、事実を短く伝えたうえで、今は正社員として働きたいという前向きな理由につなげるのがポイントです。
大卒なら大手企業にも挑戦してみる
大学を卒業して3年以内なら、新卒の枠で大手企業に応募してみるのもおすすめです。このタイミングを逃すと、同じ条件で応募するのは難しくなります。明確に働きたい企業ややりたい業種があるなら、思い切ってチャレンジしてみてください。
高卒なら中小企業も視野に入れる
高卒の場合は、大手企業だけでなく、中小・ベンチャー企業も積極的に視野に入れてみてください。中小・ベンチャー企業では、学歴よりもやる気や行動力、入社後の伸びしろを重視して採用するところも多くあります。
応募条件に「大卒以上」とある求人ばかりに応募して不採用が続くと、自信がなくなってしまいます。学歴不問・未経験歓迎の求人を中心に探すほうが、結果的に早く内定につながりやすいです。
時間がないからといって焦りすぎない
ただ一番やってほしくないことは、25歳だからといって焦って、働きたくもない会社の内定を承諾してしまうことです。
親はもちろん、周りの友人やアルバイト先でも「早く就職しないとまずいんじゃないの?」と不安を煽られることは多いと思います。でもだからといって、企業のことをよく調べないまま入社を決めてしまうのは非常に危険です。入社したあとにブラック企業だと気づいても、なかなかすぐには辞めづらいです。悪質な企業は、就職したくて焦っている無職・フリーターの気持ちを利用してきます。
専門サービスに相談する
本気で就職したいなら、一人で就活せず、就職エージェントなどの専門サービスを利用することも考えてみてください。こうしたサービスでは、応募する企業選びから履歴書の作成、面接の準備までいろいろなことを手伝ってくれます。
- ハタラクティブ:フリーターや既卒、未経験者の就職支援に特化。未経験OKの求人が中心
- 第二新卒エージェントneo:20代の既卒・高卒・フリーターが対象
どちらも無料で使えます。紹介された求人がすべて自分に合うとは限らないので、気になる点は遠慮せず質問し、納得できる会社を選ぶようにしましょう。
就職で何をしたらいいかわからない人は、はじめにやることを下記にまとめてあるので、あわせて読んでみてください。
よくある質問
25歳で職歴なしでも正社員になれる?
十分に目指せます。未経験歓迎の求人は若手を想定したものが多く、25歳はまだその対象です。面接では空白期間のことを必ず聞かれるので、説明を準備しておきましょう。
24歳や26歳でも考え方は同じ?
同じです。25歳はあくまで目安で、大事なのはできるだけ早く動き出すことです。大学を卒業している人は、卒業後3年以内かどうかで、新卒の枠に応募できるかが変わります。
正社員になって何が変わった?
私の場合は、収入が増えただけでなく、夜型だった生活が、毎朝決まった時間に出社して土日は休む生活に変わりました。正社員になって変わったことは、こちらにまとめています。
25歳を終えるまでに次のステップへ進もう
- 25歳前後は、正社員とフリーターの給与の差が開き始める時期
- 大卒なら卒業後3年以内は新卒の枠に応募できる企業がある。ストレートで卒業した人なら、ちょうど25歳の頃まで
- アルバイトの経験を活かせる仕事を選び、空白期間の説明を準備しておく
- 焦ってブラック企業に入らないよう、一人で抱え込まずに専門サービスも使う
30歳に向かうにつれて、就活する気力すらなくなってしまう人も少なくありません。もしも今フリーターとして過ごしていて就職したい気持ちがあるなら、なるべく早く行動に移すことを心からおすすめします。

ハタラクティブは今最も勢いのあるフリーター・大学中退・高卒・第二新卒向けの人材紹介会社で、サービス開始からの累計で26万人以上のカウンセリング実績があります。対応エリアも広がっており、北海道・宮城から関東・中部・関西・中国・九州まで、未経験から正社員を目指す人を支援しています。
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