ニートから就職するには?就職できた僕とできなかった友達の3つの違い
私は過去にしばらくニートをしており、その後にフリーターとしてしばらく働いていました。
今は無事に就職できて正社員として働いていますが、僕にはフリーター時代にバイト先で知り合った友達がいます。
そのM君はあれから数年経つにもかかわらず未だにニートをしており、20代も後半になるのにもかかわらず未だにほとんどの時間をオンラインゲームにつぎ込んでいます。
本記事ではニートから就職できた僕と就職できなかったM君の違いについて説明します。
ニートの人口
まずははじめにニートの人口ってどれくらいいるのかご存知ですか?
総務省の労働力調査では、15〜34歳のうち、仕事も通学も家事もしていない人を「若年無業者」として集計しています。いわゆるニートに近い考え方で、2024年は61万人と、前年より2万人増えました。
15〜34歳の人口が減り続けている中で、ニートの数は減っていません。「自分だけがニートをしている」わけではない一方で、年齢が上がるほど抜け出しにくくなるのも事実です。
ニートの僕と彼の関係について
そのバイトで知り合ったM君とは同じゲームをやっていたことがきっかけで仲良くなり、バイト以外の時間でも一緒に遊ぶようになりました。
しかし彼は数ヶ月でフリーターを辞めてしまい、働くこともなく家に引きこもるニート生活になりました。
当時に話を聞くと、たまーに働こうかという気持ちが起こるのだが全く長続きせず、しばらく続けているとすぐにフリーターを辞めたくなってしまうみたいでした。
僕もその後そのバイト先を辞めてしまいましたが、お互いに連絡を取り合いいつの間にか数年来の付き合いになっていました。
ニートの彼は今どうしているか
彼は今も働くことをせず、実家に引きこもりながらオンラインゲームをやっているみたいです。
どうやら彼の実家は裕福らしく、都内でもいいところに実家があり、30手前にもかかわらず未だに親からお小遣いをもらいダラダラとニート生活しているようです。
そんなM君もたまに就職をしよう!という気になるらしいのですが、その気持ちは長続きせず、少し動き出しては就活をやめるという生活を繰り返しているみたいです。
話を聞くと親が「そんなに急いで就活をする必要がないよ」と甘やかしているらしく、それが原因の一つでもあるようでした。
ある意味では人生の勝ち組のようにも思えますが、30手前で一度も就職していない彼はもうまともな企業には就職できないと思います。
結果の違いをもたらした理由
実はそんなM君も私と一緒にニートを脱出すべく就活をしようとなった時期がありました。
それは私が就職したタイミングと同時期なのですが、結局M君は正社員になることをせずニートにとどまることを選びました。
今思い返すと私とM君の間には3つの大きな違いがあったため、差が出たのだろうと思いました。
1.やるべき理由があったかどうか
2.一人で行動しないで助けてもらった
3.チャンスがあったらすぐに飛びつけた
やるべき理由があったかどうか
私にはどうしても就職するべき理由がありました。
詳細はプロフィールページを見てほしいのですが、私の場合は父親が突然倒れてしまい、将来に対する不安が湧き上がってきたことが理由です。
このままニート生活を続けた時に将来確実に生活していけなくなることがリアルな未来として見えてしまったため、就活という苦しいことをやっていこうと思いました。
私の場合、本当に何もしていないニートの期間は、お金もなかったので数か月ほどでした。その間は、1日中ゲームをしたり、動画配信サービスを見たりしてダラダラ過ごす時間がほとんどでした。友達と遊ぶこともたまにありましたが、お金がないので回数は多くありませんでした。
父親が倒れたと聞いたときは、本当にヤバいと思いました。まだ若かったこともあって、身内が死ぬかもしれないということを、それまで考えたことがありませんでした。介護が必要になる可能性もあると聞き、自分の将来が本当に不安になりました。
そこから就職に向けて動き始め、最初の一歩として、まずハローワークに行きました。
しかし彼の場合は明確な理由が何一つありませんでした。
「友達の私に誘われたから就活しようと考えた」「もし失敗してしまったとしても親からお金がもらえるから安泰」「何ならニートをやめると、ゲームをやる時間が減ってしまう」
こんな気持ちで開始しても確実に就活は失敗します。
まずはなんのために就職するのか、というやるべき理由を固める必要があります。
一人で行動しないで助けてもらった
私の場合一人で行動してたら、途中で心が折れてしまう可能性があると思ったので、自分以外の人をできるだけ巻き込んでいくスタイルで就職活動を行いました。
M君をさそったのもその理由の一つなのですが、他にも「親に就職すると宣言した」「他の友達にも声をかけてみた」「就職支援会社に登録しまくって向こうから行動してもらった」などのことを並行して行いました。
一方でM君は私と一緒に就職活動を始めるだけで、親に宣言することもなく、就職支援会社に登録することも渋っていました。
結果就活を自分一人の力で行おうとして失敗してしまいました。
私は人材紹介会社の研修プログラムにも参加していたので、同じ境遇の人達にそこで出会えたことも良いモチベーションになりました。
チャンスがあったらすぐに飛びついた
私の場合はタイミングも非常に重視していました。
人材紹介会社に登録してすぐ研修プログラムへの参加を進められ、3日後からの開催か1ヶ月後の開始を迫られることになりました。
最初のスタートが肝心だと思っていた私はすぐに3日後の開始へ申し込み、研修プログラムへ入っていきました。
実はそこでは今働いている企業と出会うことにはならなかったのですが、その研修で社会人としてあるべき基礎や面接練習などを多くやったので今勤めている企業に出会った時に無事に内定を取ることができたと考えています。
しかしニートのM君は同時期に同じプログラムへ参加することもできたにもかかわらず、参加を渋って結局1ヶ月後のプログラムにも参加しなかったのです。
1ヶ月の間に気持ちが変わってしまうこともあるため、早いうちに行動を起こすことが一番重要です。
ニートの彼に与えるアドバイス
もしそんなM君が今後ニートを辞めてまともに就職したいと思った時に、どんなアドバイスを与えたらいいかをずっと考えていました。
その時にこのブログを立ち上げることになったので、ココにまとめようと思いました。
普通の道で就職するのはほぼ無理
まずM君に伝えなくてはいけないのは、20代ギリギリまでニートとして生活してきた人が、何の準備もなく普通に就職するのは簡単ではないということです。
フリーターとしてずっと働いてきたならまだしもニートをずっとやってきた人間を受け入れてくれる企業は非常に少ないです。
その前提を理解した上で就活をする必要があります。面接では「ニートの期間に何をしていたか」を必ず聞かれるので、答え方を準備しておきましょう。
単純に受け入れているところがあるじゃん、と思って普通に入社すると、そういう企業はだれでもいいから入社してほしいと考えている企業であることが多いため、とんだブラック企業に入社してしまうことになります。
ニートから就職して一社目がブラック企業だった場合、もう二度と働きたい気持ちが起こらなくなると思いますし、すぐに辞めてしまった場合二度と再就職ができなくなります。
アルバイトからステップアップする
ではどうすればいいか?それはフリーターから初めてステップアップする方法をおすすめします。
フリーターといえども働いていることには間違いないので、フリーターをしながら働くということを習慣づけて、社会人の最低限のスキルを身に着けていくのが良いです。
バイトといえども正直ずっとニートをやっていた人間を雇ってくれるところはそれほど多くはありません。
しかし繁忙期や人がどうしても足りないところでは必ず需要はあるはずです。
少々仕事は大変かもしれないですが、まずはそういうところで経験を積みながらステップアップするのがよいでしょう。
実際に私の別の友人ではニートをやっていて、フリーターから正社員登用された人がいます。
普通に正社員の面接を受けても難しいのであれば、正社員登用のあるバイトに狙いを定めて行くのもありです。
派遣社員・契約社員として働いてみる
最初から就職をするのが難しい場合は、まずは派遣社員や契約社員として働いて見るものありです。
ニートから正社員に就職する場合に、派遣社員や契約社員であれば、その間の期間を職歴とみなしてもらうことが可能です。
ニートで職歴が0か、1年だけでも派遣社員として働いていたかでは履歴書や職務経歴書の見た目も、面接官の態度も全く違うものになります。
派遣社員や契約社員はアルバイトと違ってもう少し高度な仕事を任してもらうことが多いため、社会人としての基礎スキルが少しはついているとアピールすることも可能です。
またできれば派遣社員や契約社員として働いている間に、スキルを少しだけでも磨いて置くことがオススメです。
今までニートをしてきて、スキルも職歴もゼロからの就活なので、そこに向けての武器を少しだけでも手に入れておくことが重要です。
営業職だったら営業スキル、IT系だったらワード、エクセル等のパソコンスキルやプログラミング、日常の仕事の中から少しだけでも自分の武器となるべきスキルを身に着けておくべきです。
また派遣の中には紹介予定派遣という最終的に正社員として就職できることが確定している派遣のスタイルがあるので、こちらを利用してニートから正社員への道を目指すのもありだと思います。
ただし、下記記事でも書きましたが私としてはニート期間が長かった等の理由で、人材紹介会社とかあらゆる手を使っても就職できないときのみ紹介予定派遣をオススメしており、私と同様に最初から就職支援会社に登録する手法が一番だと考えています。
国の支援制度も使える
ニートから就職を目指すときに使える、国の支援制度もあります。
- トライアル雇用:原則3か月試しに働き、合えば常用雇用に移れる。働いていない期間が1年を超えている人なども対象になる
- 求職者支援訓練:条件を満たせば、月10万円の給付金を受けながら無料で職業訓練を受けられる
- わかものハローワーク:正社員を目指すおおむね35歳未満の若者を対象に、担当者制で相談に乗ってもらえる
とりあえず動いてみる
これが一番重要だと私は考えています。
色々考えることも重要だけど、まずは動いてみて、動きながら考えるというのがおすすめです。何から始めればいいかは、ニートの社会復帰の順番にまとめています。
なんせずっとニートをやっているとどうしても「働きたくない」「楽なままがいい」などを考えがちなので(私もそうでした。)、そういう気持ちが出てくる前に動いてしまうのが一番いいのです。
まずは上記で説明したように「親に宣言する」とか「人材紹介会社に登録してみる」などをして、とりあえず動ける体制を作るのがおすすめです。
就職支援会社の中には研修プログラムを提供しているところもあるので、そういうところを使うと、一緒に就職活動を頑張る仲間も見つけることができ一石二鳥です。
私も利用したオススメの就職エージェントを紹介しておきます。
これらを少なくとも2つぐらい使うようにしておけば、ニートから正社員就職しようという気持ちがしぼむ前にエージェントから連絡が来るので、気持ちを持続できますよ。
ハタラクティブ
ハタラクティブはフリーターや既卒、ニートなど未経験者の就職支援に特化したエージェントサービスです。
ニートから正社員になりたいのに、どう動いていいかわからないという人はここのキャリアカウンセラーに相談すると、正社員に就職するためにはどうしたら良いかを親身に相談に乗ってもらえます。
公式サイトでは、紹介求人のうち未経験OKのものが約8割(2023年1月〜2024年2月)と公表されていて、社会人経験がない人でも応募しやすい求人が中心です。
スピード対応が結構な売りなので、気持ちがアツいうちにすぐ連絡をくれるので、今まで何度か正社員就職をしようと思っていてもニートのままになってしまったという人にはかなりオススメのサービスです。
対応エリアは北海道・宮城から関東、中部、近畿、中国、福岡までで、現在はカウンセリングがすべてオンラインで行われています。自宅から相談できるので、外に出るのが久しぶりという人でも始めやすいです。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する20代向けの就職支援サービスです。第二新卒だけでなく、既卒やフリーター、高卒の人も対象にしています。
対面とWEBの両方で面談でき、東京・大阪・名古屋・福岡に拠点があります。書類の添削や模擬面接も受けられるので、面接に不安がある人にも向いています。
第二新卒エージェントneoの特徴は、こちらで詳しく紹介しています。
キャリアスタート
キャリアスタートは、20代を中心に、第二新卒・既卒・フリーターの就職や転職を支援しているサービスで、ニートの期間がある人も相談できます。求人の紹介だけでなく、履歴書の作成の手伝いや企業ごとの面接対策まで、入社するまで無料でサポートしてくれるのが特徴です。
公式サイトによると、内定率は86%、入社後の定着率は92%以上とされています。20代のうちに正社員を目指したい人に向いています。
なお、講座で社会人の基礎や面接対策を学んでから面接会に進みたい人には、ジェイックの就職カレッジもあります。私が実際に参加したときの体験談は、こちらにまとめています。
まとめ
このようにニートから就職するのは難しくもあります。
でも20代半ばまでの若い内ならまだ大丈夫です。
また人手不足を背景に、未経験でも採用したいという企業は少なくありません。
思い立ったが吉日ということで、早め早めに動いていくと安心した将来を迎えられますよ。

ハタラクティブは今最も勢いのあるフリーター・大学中退・高卒・第二新卒向けの人材紹介会社で、サービス開始からの累計で26万人以上のカウンセリング実績があります。対応エリアも広がっており、北海道・宮城から関東・中部・関西・中国・九州まで、未経験から正社員を目指す人を支援しています。
登録はもちろん無料で、正社員求人を紹介してくれるばかりか、履歴書の書き方や面接練習もさせてくれるので是非相談してみてください。

