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フリーターに必要な生活費はいくら?きつい部分・楽しい部分を正社員と比較

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こんにちは。ブログの管理人のエイジです。

これからフリーターになろうか迷っている人は、きっとアルバイト生活が自由で楽な毎日だと想像してるでしょう。

でも今フリーターとして過ごしている人は、きっと自由なだけではないのでは?心のどこかで、この先歳を取ってもこのまま暮らしていけるのか不安に思っているのではないでしょうか。今回はフリーターとして生活することの実情やメリット・デメリットを紹介します。

フリーターの生活費の内訳

まずはフリーターの一般的な収入を見ていきましょう。厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、平均年収は以下の通りです。

20~24歳:1,837,000円
25~29歳:1,996,000円
30~34歳:2,106,000円
35~39歳:2,105,000円
40~44歳:2,096,000円

上記から社会保険料や各種税金などが引かれるため、月収の手取りだとだいたい12~15万円になります。仮に今回は13万円とします。

ただ、沖縄など最低賃金が低い地域ではもう少し金額が低くなるでしょう。私は東京でフリーターしていた頃は時給1,100円のアルバイトを週4~5日していました。月だいたい14万円くらい手取りがありましたが、時給が低い仕事だともう少し大変だったんだろうと思います。

実家暮らしの場合

下記は東京の多摩地区で実家暮らしのフリーター23歳男性、Aさんの生活費の例です。

家賃:0円
食費:15,000円
光熱費:0円
交通・通信費:20,000円
趣味・嗜好品:30,000円
交際費:50,000円
生活費合計:115,000円

食事は基本的に家にあるものを食べるので、アルバイトの休憩や行き帰りに一人で食事をするときにしかお金はかかりません。高めなのは交際費と趣味に使うお金。週1回か2回は友人と飲みに行くため、交際費のほとんどは飲み代です。趣味・嗜好品の主な部分はタバコとゲームです。

しかし実家暮らしだと家賃が要りません。そのためアルバイトだけの収入でも案外不自由なく暮らしていけます。趣味などに使う時間もお金もある程度確保できますね。

「家にも少しはお金を入れなさい」と親に小突かれることはあるかもしれませんが、そのまま放っておいても、追い出されるまでのことはなかなか起きません。親のお金がなくなるまでは安泰です。

これだと毎月1万円は貯金することができそうです。しかし旅行や新しいゲーム機の購入など少しでも大きな出費があると、その貯金はパーになってしまいます。

一人暮らしの場合

続いては同じく東京の多摩地区で一人暮らししている25歳男性、Bさんの生活費を見ていきましょう。

家賃:55,000円
食費:25,000円
光熱費:10,000円
交通・通信費:15,000円
趣味・嗜好品:15,000円
交際費:30,000円
生活費合計:140,000円

家賃・光熱費がかさむ分、一人暮らしよりもお金がかかります。そのため趣味や交際費に使うお金を削っているようです。さらに趣味にかかる支払いはクレジットカードで行うことで生計を維持しています。

貯金はかなり頑張らないと難しい

フリーターでも家賃を安くしたり節約したりと工夫をすれば、一人暮らしは案外できます。しかし問題は貯蓄ができないことです。フリーターの一人暮らしは毎日衣食住を満たすのに精一杯という状況になりがち。貯金をしようと思ったらかなりの努力が必要です。

アルバイトの楽しい部分・メリット

とはいえアルバイト生活はやっぱり自由で楽しそうですよね。正社員として働かずにアルバイトを続けることには、どんなメリットがあるのでしょうか。

時間が自由に使える

一番のメリットはとにかく時間がたくさんあることです。アルバイト先のシフトの決まり方にもよりますが、好きなときに働いて好きなときに休むことができます。

正社員になると有給があるとはいえ、使いづらい会社もまだまだ多いです。趣味で好きなときに仕事を休むために、正社員からわざわざフリーターに逆戻りする人は少なくありません。アイドルの追っかけや、海外旅行好きの人などに多い例です。最近はアルバイトではなくフリーランスというかたちで働く人も増えています。

責任がない

会社に正社員として所属するということには、いろいろな責任が伴います。気軽に休めないのもそうですし、部下ができたり、自由に発言できなかったり、部署の集まりに参加してはならなかったり、これらも全部責任がついてくるからです。

アルバイトならいつ会社を辞めても大丈夫という気軽さがあります。責任の重圧がしんどい人にとっては気持ち良く働ける環境です。

アルバイトのきつい部分・デメリット

しかしフリーターでいながら正社員になりたいと思っている人は多いはずです。口には出さなくても、みんなどこかでそう思ったことがあるのではないでしょうか。それはフリーターとして生きていくためにはさまざまなデメリットがあるからです。

病気や風邪が生活費に直接影響する

正社員になると社会保険に入ることができます。失業したときには支援金を受け取れますし、病気で仕事を休む際には有給が使えます。大きな事故にあって少しの間働けなくなったとしても、国や会社に守ってもらうことができるんです。

しかしアルバイトの場合は休んでしまうと、その分の給料が収入からあとかたもなく消えてしまいます。自己管理をしっかりしなければ稼ぎ続けることはできません。

収入が不安定

極論ですが、アルバイトはいつ首になるかわかりません。雇用主はいつだって私たちを辞めさせることができます。さらに、自由なシフトでればあるほど「いまは人が足りてるからシフト削るね」などと言って、悪びれもせずに給与を減らされることも多いです。

安定した収入がないため予定も立てづらいですし、急な出費があった場合はきゃっ新h具などに頼らないといけないケースもでてきます。そして一番の大きなデメリットは、貯蓄がしづらいことです。今はそれで生きていけるかもしれませんが、働けなくなったとき年金だけで暮らしていくことは果たして可能なのでしょうか。そもそも年金を受け取ることすらできないかもしれないのに、若いうちに貯金ができないのは想像以上に恐ろしいことです。

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一生フリーターとして生活していくためには

それでも自由な暮らしを捨てたくない人もいますよね、その気持ちはわかります。企業に就職せずアルバイトとして一生暮らしたいなら、若いうちから準備をしないといけません。

節約する

まずは節約することです。酒やタバコなどの嗜好品にはなるべく手を出さず、自炊スキルを身につけ、最低限の衣食住で生活をする。そうすればアルバイトでも貯金をしっかりすることができます。しかしこれが「自由」といえるかどうかは別ですが。

高時給のアルバイトをする

アルバイトの平均時給は1000円前後ですが、なかには時給2000円以上の高時給バイトもあります。女性の場合、コンパニオンなどがいい例です。

しかし給料が高いアルバイトは、大抵の場合長く続けにくい仕事であることが多いです。給料が高いということは、その仕事をやりたがる・やれる人が少ないということ。よほどの根性がないと難しいのではないでしょうか。

生活を変えたいなら就活してみよう

今回説明したように、フリーターとして安心して暮らしていくのはなかなか難しいことです。20代ではそれでよくても、年を追うごとにやっていけなくなります。その生活を変えたいなら、なるべく若いうちに就活をして正社員になるチャレンジをしてみるべきです。

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まずはいまの自分の生活が満足のいくものなのか、あと20年経っても維持できるものなのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

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