「ニート」という言葉が広まってから、もう20年ほどが経ちます。学生の頃は自分には関係ないと思っていたのに、いつの間にか今ニートとして過ごしている20代の方もいるかもしれません。

今アルバイトもしていない20代ニートが就職するためにはどうすればいいのか、そもそも就職できるのか考えてみます。先に結論を書いておきます。

  • 20代なら、職歴がなくても「未経験可」の正社員求人に応募できる
  • 大学を卒業して3年以内なら、新卒の採用枠に応募できる企業もある
  • 一人で抱え込まず、就職エージェントやサポステなど無料の支援を使うのが近道

20代ニートの需要は意外とある

「ニート」というと社会に参加せず、とにかく家に引きこもって何の役にも立たない…そんな印象があると思います。テレビやメディアでもそんな風に伝えられてしまうため、ニートでいる自分自身も自然と自信がなくなってきますよね。そのため就職したいと思っても、なかなか勇気が出ず行動に起こせない人も多いのではないでしょうか。

しかし実際のところ、ニートでも20代なら企業からの需要は十分あります。人手不足が続いているため、若い人材は企業で取り合いになっていて、特に中小企業では人が足りない状況が続いています。大学を卒業しているなら特にその需要は高まりますし、そうでなくても今後の就業への意欲次第で、就活の際に大卒と並んでいくらでも戦うことができます。

29歳以下のニートなら未経験可能の求人がたくさん

20代のニートでも前半・後半では求人が少し異なります。20代のニート全般におすすめなのは「未経験可」と書かれた、これまでのキャリアがいらない求人です。以下の職種に多く、正社員歴はもちろんアルバイトの経験が少なくても応募することができます。

・営業
・販売
・ITエンジニア

ただしどの職業も最低限のPCスキルは求められるので、PCの扱いに慣れていると安心です。逆にいえば、PCを使う機会が多い人はさらに需要が高まります!特にExcelやWordなどのオフィスソフトを使える人は積極的にアピールするといいでしょう。

卒業後3年以内なら新卒の枠に応募できる

さらに、学校を卒業して3年以内の人は、「既卒」として新卒の採用枠に応募できる企業があります。厚生労働省も、卒業後少なくとも3年間は新卒として応募できるようにすることを企業に求めています。大学を卒業している方は大手企業にチャレンジすることもできるので、卒業して間もない方はぜひ早めに就活を始めるのがおすすめです。

新卒の枠なら、社会人経験がある人と競わなくてよく、スキルより将来性を見てもらえます。高卒の方も、中小企業やベンチャー企業なら十分に勝算があります。

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派遣や紹介予定派遣から始める方法も

いきなり正社員の就活をするのが不安な人は、派遣社員として働き始めるのも一つの方法です。なかでも「紹介予定派遣」は、派遣社員として最長6か月働いたあと、本人と企業が合意すれば正社員などとして直接雇用されるしくみです。実際の職場を見てから就職を決められるので、ニートからの就職で不安が大きい人に向いています。

就職が不安な理由ごとにおすすめの企業の選び方を紹介

ニートでも若ければ需要はたくさんあることがわかってもらえたと思いますが、働いていない人が急に就活をするのって不安ですよね。就職活動は長く続ければ続けるほど自分に自信がなくなり、ネガティブになって成功率がどんどん下がる傾向にあります。そのため早く内定をもらうためには、応募する会社について考えなければなりません。

よくある「20代ニートが就職を不安に思う理由」ごとに、おすすめの企業の選び方を紹介します。

20代ニートが持つ不安1:仕事が続けられるか不安

・アルバイトが長く続かなかった
・大学を中退している
・長く付き合っている友人が少ない

こうした人たちは正社員になって自分が仕事を続けられるのか不安になることが多いです。そんな人に注目してほしいのは、社員の定着率。3年以上在籍している社員が具体的に何割いるのかに注目して企業を選ぶといいでしょう。

また、どうしても自分の興味とかけ離れていると仕事は長続きしません。なるべく自分の趣味や経験と紐付けられる職業を選ぶのがおすすめです。さらに大事なのが自宅との距離です。通勤時間が短いほどストレスを減らすことができ、定着率が上がります。

20代ニートが持つ不安2:職場に馴染めるか不安

・人間関係で過去にトラブルがあった
・同性や異性が苦手だ
・年上や年下が苦手だ
・部活やサークルの経験がない
・人付き合いが嫌いだ

上記に当てはまる人は、毎日通わなければならない職場で自分が馴染めるのか心配になるケースがあります。そうした人は、部署異動がしやすそうな中小企業以上の規模の会社がおすすめです。

小さな企業だと部署の異動が少ないので、仕事を一緒にする顔ぶれが数年以上変わらないこともあります。たとえば一度上司と揉めてしまうと、ずっと気まずいまま仕事を続けなければなりません。また人数が少ないためにアットホームすぎて居心地が悪く感じる人もいます。

中小企業以上なら、人だけでなく仕事が合わなかったときにも違う部署で違う仕事をする選択肢を与えてもらえます。上司や同僚が数年ごとに変わる公務員もおすすめです。異動が多い企業ほど、プライベートに口を突っ込まれにくいようです。

20代ニートが持つ不安3:朝起きられるか不安

長い間ニートを続けていると生活リズムがどうしても崩れてしまいます。また睡眠障害などで朝起きられない人もいますよね。そうした人は、在宅ワークの仕事からスタートしてみるのもおすすめです。WEB上のお客さんのサポートの仕事などは、在宅で働ける求人もあります。また、コールセンターなどには、昼から夜にかけての勤務の仕事もあります。

生活リズムを整えるところから始めたい人は、国の支援機関である地域若者サポートステーション(サポステ)に相談するのもおすすめです。働いていない15〜49歳の人を対象に、無料で相談や職場体験などの支援をしてくれます。

20代ニートの就職活動がうまくいくコツ

ここからはオマケとして、20代ニートが就職活動をうまくいかせるコツを紹介します。簡単なことだと思うかもしれませんが、意外とやっている人は少ないんです。

エージェントに頼る

まずは一人で就活しようとしないで、エージェントサービスに登録することです。こうしたサービスでは企業選びのアドバイスから面接練習・履歴書の添削までさまざまなサポートをしてくれます。

エージェントとのやりとりが面倒だと思うかもしれませんが、仕事や就活の練習だと思って一度登録してみるのがおすすめです。

私が実際につかった転職支援会社は一番オススメのハタラクティブとか全国対応の第二新卒エージェントneoなので、こちらも参考にしてみてください。また、20代の既卒・フリーターなら、キャリアスタートも無料で相談できます。

就職を考えた時に最初にするべきこととは今回は私が実際に就職する際にやってきた方法で一番有用だった方法をシェアしたいと思います。 それは「就職支援会社に登録をすること」 ...

ハローワークに行く

エージェントではなくハローワークに行ってみるのもおすすめです。求人サイトには載せていない穴場の求人が意外とあったりします。エージェントと同様、求人を探す手助けをしてくれます。しかし従業員に対して来訪者が多いため、基本的に人手不足です。エージェントほど丁寧な対応は期待できないかもしれません。

しかし、自分と同じ状況の人がたくさん訪れている場所なので、そうした人を実際に目の前にして安心感を覚える無職の方もいるようです。「この人が就職できたなら自分も大丈夫だ」と自信を持てる人もいるようなので、家の近くに事務所がある場合は一度行ってみてはいかがでしょうか。

ハローワークの求人には、採用する予定がほとんどない「カラ求人」がまぎれていることもあるので、求人を見る上では注意が必要です。

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20代ならまだまだ間に合います!

同じ「ニート」でも30代と20代の就活のしやすさは大きく異なります。若いうちは将来性を期待されて就職しやすいです。いろいろ不安はあるかもしれませんが、ぜひ早いうちに行動してみることをおすすめします。

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