こんにちは。ブログの管理人のエイジです。
就活がうまくいかないと思うことって結構ありますよね。
就活がうまくいかない応募者像を、採用担当者に直撃して、どんな人たちが、どこを見られて「ダメ」を出されているのかまとめてみました。
自分では大丈夫と思っていても、思わぬところで「不採用」。
自分ではうまくできているつもりなのに、なぜだか就活がうまくいかない。
採用担当者に「ダメ出し」されない自分の作り方をまとめてみました。
就活がうまくいかないのは他人事にしているから。
就活がうまくいかないのは、どんな人でしょうか?転職好機がささやかれる時期だけに、あらかじめ知っておきたいものです。
それでなくても、自分の弱点や欠点は見えにくいものです。なんとなくわかっていても、突き詰めて考えてみたり、徹底的に洗い出してみようという機会は、まずありません。
人の失敗談、採用者側から見た問題点など、活字で読んでいる分には“もっともな話”とすんなり理解できるのだが、自分自身も同じような愚を犯してしまっているとはなかなか思えません。
しかし、実際には自分にかなりの自信がある人でさえ、就活がうまくいかなくなってしまっているというのが現状です。
“まぁ、大丈夫だろう”などと軽く考えるのではなく、今、この瞬間から、自身に当てはまるものとしてシビアに受け止め、即座に直すくらいのつもりで読んでみることです。
人材教育にあたる総合商社の人材開発室・室長によると、「適性診断、分析シートなどで様々な弱点を抽出し、それに合った矯正プログラムを実践してみるのもいいのですが、いくらいいプログラムを用意しても、それが実務を伴わないものだと効果に限度があるというのが実情。単なるシミュレーションの連続では、本当の意味での習得は難しいものなんです」とのこと。
失敗が許されない、“待ったなし”の現場で実践してこそ、弱点の矯正と克服が可能になるという。
「その意味では、現在、アルバイトをしながら就職を考えている人は、まず今のアルバイト環境を最大限に活用すべきです。改善すべきポイント、克服すべき弱点を洗い出して、徹底的に現場で鍛え直す。それこそが、短期間で転職アプローチを飛躍的に高めてくれる最良の方法だと思います」
現に、フリーターで働いていたときにでもしっかり仕事に取り組んでいた人は、そこで得たスキルを就職してから発揮。高い評価を得ているといいます。
反対に、“どうせただのアルバイトだし就活でやることと違う”と、お金を稼ぐために働いて来た人は、その態度が就活にも出てしまい、判断する側も落としてしまうのです。
フリーターであっても仕事を通して、自分自身を鍛え直すという意識を持つことの重要さを指摘しています。
就活がうまくいかないを改善する10の処方箋
今からでもすぐに実践したい「就活がうまくいかないを改善する10の処方箋」。
企業人事にインタビューをして各コメントをまとめたのが次の項目です。
各選考過程でそれぞれ厳しくチェックされます。ひとつでも不備があると「ダメ出し」される可能性があるので注意してみましょう。
就活がうまくいかないを改善する処方箋1:待ち合わせ時間に正確になる
待ち合わせ時間、約束の時間に遅れないのは、ビジネスの基本です。
少なくとも、面接などには指定時刻の10分前に到着するようにしましょう。万が一面接に遅刻したら一発アウト!
10分前に着いても、受付を済ませ、身だしなみを整え直すなど、やることはいくらでもあります。
態勢を整えている間にあっという間に過ぎてしまうものなので、日頃から“10分前”を習慣づけるようにしましょう。
就活がうまくいかないを改善する処方箋2:日頃の身だしなみに厳しくなる
身だしなみは、その人のイメージを決定付ける大きな要因です。
社会人として最低限クリアしておいて欲しい重要マナーであることをまず理解しましょう。
オシャレである必要はまったくないが、清潔感のある身だしなみと、こざっぱりとした着こなしくらいはできるようにしておくこと。
髪型やヘアカラーにも注意。これから社会人になって働くんだというビジネス意識を前面に出すようにしましょう。
就活がうまくいかないを改善する処方箋3:言葉遣いを徹底的に鍛え直す
敬語の使い分けは大丈夫でしょうか?口語、文語ともに、しっかり使い分けられるよう、日頃からアルバイトで実践しておきましょう。
また、最近は、社会人を対象にした言葉遣いの本などが多く発売されています。
ある程度自信があるという人でも参考になるので、気になるものには目を通しておきたいです。
敬語が使えない社会人は採用枠が多い営業職としては働くことができません。
就活がうまくいかないを改善する処方箋4:ビジネス会話、話し方を磨く
言葉遣いだけでなく、話し方もビジネスにとっては大事なテーマです。
面接などでは、質疑を通じてその人がどこまで洗練された話し方のできる人なのかが見られています。
ただぺらぺらと上辺だけで話すのではなく、人の気持ちを上手に汲み取りながら、要領よく話すのがポイントです。
声が震えないよう、人材紹介会社などに登録して模擬面接をこなしておきましょう。
就活がうまくいかないを改善する処方箋5:自分のキャリアを再整理する
「今までの仕事内容について、簡単に説明してください」と言われて、うまく話せないようでは、もちろん不採用。
就活がうまくいかない理由はこういうところにあるかも?
自分のキャリアくらいは的確に話せるようまとめておきたいです。
履歴書の職歴欄や、職務経歴書などにも必要なデータなので、一度は仕事内容別に細かく書き出してみましょう。
就活がうまくいかないを改善する処方箋6:自分の強み、持ち味を理解する
得意分野や、“これだけは自慢できる!”“競争できる”と思えるものは、はっきりと伝えられるようにしておきたいです。
面接で消化不良に終わってしまうケースのほとんどが、こうした自分の強み、持ち味を伝えられないまま終了してしまうというパターン。
ビジネスでも、求められることが多いので、あらかじめ整理しておきましょう。
就活がうまくいかないを改善する処方箋7:ビジネスや生き方に哲学を持つ
ビジネスや生き方に哲学を持ちましょう。ただ「儲けたい」「成功したい」というのは違います。
ビジネスで問われるのは、その人がどんな哲学や価値観を持って仕事に従事しているかです。
その会社の経営理念や目指すものに共感を覚えなければ、本来、応募しようとは思わないはずです。同様の理念について、日頃から考えを巡らせておきましょう。
どれだけ優秀でも会社のビジョンに共感できなければ採用はされないのです。
就活がうまくいかないを改善する処方箋8:弱点、課題の克服体験を持つ
社会人として評価されるのは、失敗も含めた弱点や課題を、どう克服してきたかといったプロセスです。
これがある人とない人とでは、信頼感がまるで違います。
壁にぶつかった時の対処に圧倒的な差が出てくるので、仮に何かでつまずいても、「克服と対処が大事」と言い聞かせてクリアすることです。
人に整理して話せるよう、まとめておきましょう。
就活がうまくいかないを改善する処方箋9:転職先での注意点を3つほど想定
入社後の注意点を、自分なりに考えておくことも大事なことです。
バラ色の未来ばかりを夢見ているのではなく、少しでも早く転職のハンデを軽減するにはどうしたらいいかを考えましょう。
採用担当者たちが口を揃えて指摘するのは、「3つほど考えておくこと」です。
自分の性格を考えながら、自ら戒めておきましょう。その姿勢が、高評価につながるのです。
就活がうまくいかないを改善する処方箋10:今後5年間の具体的な目標を3つ作る
目先の目標はもちろんだが、長い目で見たビジネスライフプランを持っておくことも大事なことです。
就職の目的や人生の目標を聞かれた時、すぐにそうしたマクロから見た目標について答えられるようにしておきたいもの。
これは、“処方箋7”の哲学にも通じます。ビジネスの現場でも、さり気なく確認されることが多くあります。
予想以上に就活がうまくいかないポイントはたくさんある!
「基本的に、“いわずもがな”のことさえクリアできていない人が不採用の対象です。実際には、社会人として必要とされていることを理解して、実践する当たり前のことを求めているに過ぎないんです」
というのは、大手生保の人事教育担当マネージャー。
20代なら20代、30代なら30代の必要マインドとマナー、センスさえ身についていれば、何の問題もない、とコメントします。
「言葉遣いひとつとっても、やり手のビジネスマン&ウーマンにとっては“何を今さら…”ということだと思うんです。スキルにしても、足りないものについては積極的に補充してキャリア武装するのが普通ですし、必要な場合には会社とは別に、自己投資の場を設けて自分に磨きをかけるということを、皆さん、ごく当たり前のこととして実行していらっしゃる。
うちの会社にもインターネットテレビなどに出演しているファンド系のマネージャーがいますが、彼などは話したり説明するプロでありながら、さらにその腕を磨きたいと、週に何度か話し方セミナーに参加しているほどなんです。
ほかにも、ビジネスレベルの英会話能力を落としたくないと、TOEICで750点くらいのスコアを持ちながら英会話スクールに通っている人たちや、自己啓発のための異業種交流会に参加する人など、いくらでもいるのですが、これが就職活動でうまくいく人たちの実際です。
実は、アルバイト以外の場所でも、自己鍛錬に驚くほど時間を割いているものなんです」
成果を出しながら、さらに弱点、補完すべきスキルをきちんと補完し、より高いレベルでの仕事をして成果を出し続けているといいます。
就職の際に、限られた採用枠を競い合うのは、そうした人たち。就活がうまくいかない人は決まっているんですと手厳しい。
「言い換えれば、面接などでは、どれだけ前のアルバイトの現場やインターンで鍛えられてきたかが問われるんです。そのためにも、後で悔しい思いをしたり、やり切れない思いをするくらいなら、今、この時期に総チェックして、少しでもビジネスレベルを上げておくべきなんですよね」
実際、面接に立ち会ってみると、景気が良くて売り手市場になっているからか、相変わらず時間ぎりぎりに駆け込んできたり、大幅にオーバーしてくる人たちがいるといいます。
ネクタイがよじれたまま採用担当者と向き合う人や、汚れの目立つスーツやシャツを着てくる人もいるといいます。
就活がうまくいかない人は話した瞬間にわかります。
そこで、今すぐ実践して欲しいのが、上に挙げた10の処方箋です。
いずれも企業の人材教育担当者が、応募前にクリアしておいて欲しい、と強調するポイントです。
中でも、特に注意して欲しいのが、「どうせ、無駄」とあきらめないこと。気づいている弱点などがあったら、できるだけの処方をしておくことです。
「やるかやらないかの差は大きい」と指摘するのは、IT関連の技術開発担当マネージャー。
いくら苦手なことでも、意識して取り組めば必ず成果は挙がるといいます。
「苦手なことだから、やっても無駄と決め付けてしまうのは、あまりに早計です。特に、ここで紹介されている“10の処方箋”については、やればやっただけの成果があるはずです。身だしなみに自信がない人は、少なくとも清潔感だけは出すよう心がけるとか、ここ一番の大事な場面ではスーツやシャツをクリーニングして臨むなど、すぐにできて大きな効果が得られることはいくらでもあるんです。無駄とは思わずに、ひとつずつ対処していくことです」
就活がうまくいかない人は今すぐ上記の処方箋を見直して実行するようにしましょう。
転職志望者が打ち明ける!ホントにあった「ダメ出し」体験。
実際に、面接の場で「ダメ出し」されて就活がうまくいかなかった人たちに、どこが致命傷になったのかを取材しました。
はっきりと「ダメ!」を宣告されたポイントを聞いてみた。同じ轍を踏まないよう、注意しましょう。
■「ぎりぎりに到着して面接室に入室。最初からつまずきました」(男性23歳)
失敗は、時間にルーズだったこと。というより、読みが甘かったことだと反省しています。もともと、約束の時間に遅れがちな悪い癖があったのですが、その時も電車の乗り継ぎと駅からの距離を考慮せずに大失敗。大事な面接にバタバタで駆け込み、結果的に「ダメ出し」されてしまいました。その場では言われませんでしたが、話は弾まないし、こちらも負い目があるような気がして、いい話し合い、交渉の場の空気を作れなかったんです。余裕を持って着くことは大事なことですよね。二度と同じ失敗をしないように、日頃からの習慣にしようと心がけています。 のひとりから教えてもらいましたが、なるほどと思いました。
■「あっという間に面接終了。伝えたいことを何一つ言えませんでした」(女性27歳)
伝えたいこと、話したいことをうまく口にできないのは、社会人として致命傷になると、あらためて痛感させられました。これまでは性格的なことと片付けて、改善のための努力をずっと避けてきていたんです。そのせいもあって、面接では何一つ手応えのないまま短時間で終了。結局、チャンスを逃してしまいました。以来、“言いたいこと”“伝えたいこと”をコンパクトに表現できるよう努力。話し方教室にも通っています。今は、気持ち的にずい分違います。努力している分、自信が出てきているんです。大きいですよね。
■「“そう言い切る具体的な根拠は?”に絶句。ダメ出しされたと思います」(男性25歳)
調子のいいことばかり口にして、あっさり「ダメ出し」されてしまいました。“入社後は、こうしたい”“ああしたい”“その仕事には自信がある”“生まれ変わったつもりで頑張る”など、ここぞとばかりに思い切りポジティブな発言を繰り返していたのですが、「そう言い切れる根拠は何ですか?」「納得できるだけの、具体的な根拠を提示してください」と言われてしまい、後が続きませんでした。大切なのは、説得力。「なぜ、そう言い切れるのか?」の具体的根拠なんですよね。恥ずかしいほどの「ダメ出し」だったと思います。
まとめ
就活がうまく行かないのは多くの場合、自分の準備不足が原因です。
企業の人事にヒアリングしたところ、就活がうまくいかない人は共通した特徴を持っているということなので、それを事前に理解して上で対策しておけば、つまらないことで不採用になることはなくなります。
今自分が就活がうまくいっていないと感じている人は一度上記の10の処方箋を見直して、自分のどこに問題があるのかチェックしてみると良いでしょう。
しっかりと対策していけば、就活は成功すること間違いなしですよ。
ハタラクティブは今最も勢いのあるフリーター・大学中退・高卒・第二新卒向けの人材紹介会社で、今まで110,000人以上を就職支援をしてきたという実績があります。最近支店を一気に増やしており、今では関東、関西、中部、九州エリアで未経験人材を正社員への導いています。
登録はもちろん無料で、正社員求人を紹介してくれるばかりか、履歴書の書き方や面接練習もさせてくれるので是非相談してみてください。