こんにちは。ブログの管理人のエイジです。
社会人になったら転職をいつしようかということを考えると思います。
今となっては一つ会社で添い遂げるということはほぼなく、転職でキャリアを積んでいくことが当たり前になっています。
転職すべきか、それとも今の会社にとどまるべきか。なかなか思い切れない時には、転職サインを確認しましょう。
いくつかのシグナルを見つけることで、今が“その時期”なのかどうかを確認できます。
シグナルの見つけ方、活用の仕方がわからないという人は、この機会に要チェックです。
転職のベストタイミングを逃さないよう、基本ノウハウをマスターしましょう。
転職ベストゾーンを把握!それぞれのニーズに応える
転職に踏み出す際には、何を基準にすればいいのでしょうか?
現在、会社を辞めるかどうか悩んでいるという人にとっては、深刻な問題。雇用環境に対する不安も多いことから、我慢すべきか、それとも思い切って踏み出すべきか、判断がつきにくい。
このままでもなんとかやっていけそうな気がするし、かといって、何もしないでいれば、転換期ならではの大きなチャンスをみすみす逃してしまいそうな気もします。
転職で成功する人、失敗する人たちの明暗を目の当たりにしながら、なかなか当事者になり切れません。
「もともと、これからの生活や仕事、展開を大きく左右する転職は、慎重に行われてしかるべきもの。迷って当然ですし、十分時間をかけ、納得した上で決断すべきです」
と言うのは、コンサルティング会社のシニアマネージャー。選択にはある程度の時間が必要、と指摘します。
「ただ、だからといっていつまでも石橋を叩いていては、それこそチャンスを見失ってしまいます。職場環境、スキルの成長性、今後のライフプランといった視点からチェックして、”今がその時!“と核心が持てたら迅速に対処するよう、心がけることです」
そのためにも、まずチェックの仕方をマスター。転職サインの見極め方、判断の仕方を知ることです。
1:活性化しない組織
- 昔の成功を引き合いに出しては新事業を妨害する「語り部」が多い
- 中間管理職のミドル層が社内の問題処理にばかり使われている
- 組織内に大小の派閥など「政治性」がはびこっている
- 組織内の課題や問題点を各部署の責任者がたらい回しにしている
- 勝ち組企業の成長を「うちは違うから」の一言で片付ける
- 優秀な外部スタッフやブレーンを取り入れない閉鎖的な空気がある
- 成長の見込める事業に「時間」「人」「お金」を投入しようとしない
- 社員同士の愚痴や外部への不満垂れ流しが常習化している
- 新システムの導入が検討されるたびにいつの間にか立ち消えになる
- 正論がつぶされ、イエスマンばかりがばっこしては足を引っぱり合う
チェック項目について・・・・1-3 個は転職未満、4-6 個は転職ライン、7-10 個は転職ゾーン
転職を考える際の最も大きな要因に!
転職を考える人の多くが、職場環境に不満…。アンケートを取るたびに、その多くが「職場の雰囲気が悪い」「人間関係がうまくいかない」「上司と合わない」などと回答します。
確かに、職場の雰囲気は大事。いくらモチベーションを上げて仕事に取り組もうとしても、周囲にまったくその気が見られないようでは空回りするばかりです。
また、会社への不平不満、陰口、不信感などが常に蔓延化している職場では、前向きな気持ちで仕事に取り組むこと自体が困難。どこからか横やりが入ったり、思わぬところで揚げ足を取られたりします。
「どうせもうじき辞めるんだから…」と、何かにつけてボヤく同僚、先輩、上司に囲まれてのビジネスでは、とてもではないが成果を挙げることなどできません。
上のチェックシートは、そうした現在勤務中の会社の雰囲気、職場環境がどれくらい深刻かをはかるもの。イエスと思われるものにチェックを入れて、その合計数で現在置かれている状況を判断するというものです。
4~6個くらいが転職ライン。転職を真剣に考えるべきところにいて、今後の展開次第では新天地を求めなければならない状態にあります。しばらくとどまってみて、もし改善の余地が見られなかったり、これ以上悪化するようだと、すぐに転職しましょう。
ある意味では、黄色信号点滅状態にあるのだから、今のうちに準備を進めておいた方がいいのです。
転職活動に役立つスキル&キャリアがありそうだったら、意識してアプローチ。社内での成績だけでなく、業界のスペシャリストとして通用するだけのものを身につけておきましょう。
また、次頁以降についても同様だが、7~10項目該当するという人は、もう”その時“が来ていると考えるべき。いつまでも活性化しない職場にいて”いいこと“は何もありません。転職に思い切って踏み出すことです。
将来に希望が持てる職場で働きたい!
「たとえば、周囲との関係や関わり方次第で、人の能力や生き方はガラリと変わってくるもの。何もかも周りのせいにしてしまうようでは話になりませんが、実際に人間関係で悩んでいた人が、職場を変え、違うタイプの上司につくことで、見違えるように輝くということはよくある話なんです。
もしその可能性が極めて高いというなら、いつまでも我慢しないで、もっと転職を積極的に考えるべき。可能性がぐっと広がってくるはずです」
ひとつの理由だけで職場との不一致を決めてしまうのは危険。最低10項目程度の判断基準を用意し、複数重なるようならそれを根拠に判断するといった姿勢が必要です。
上司に対する不満についても、それが具体的にどういうものなのか明確にすることが大切。仕事を進める上で明らかに障害になるものなのか、こちらの未熟さからくるものなのか、冷静に判断しなければなりません。
いずれにせよ、活性化しない職場は、転職の契機となる重要な要素。将来に希望が持てて、やればやっただけの評価を得られる職場で働くのがよいでしょう。
2:頭打ちのスキル&キャリア
- 業界の最前線で戦える「やり手」の上司やリーダーが見当たらない
- 上司の多くが思いつきで指示を下し、その戦略的意味を説明できない
- 先端の技術やノウハウを取り込むためのシステム、制度がない
- スキルの習得、研修よりも部署内の「付き合い」が優先される
- 上司が先端の技術や知識、業界動向より昔のノウハウに固執
- 会議が開かれても具体的な数値を挙げて業務を戦略化できる人がいない
- 経営リテラシー(経営に関する読み書き能力)が決定的に欠けている
- 評価基準が不明瞭で、ごく一握りの人の判断に任されることが多い
- 取引先の不安を解消する材料は上司や経営者の「付き合い」&「顔」
- 追求すべきビジネスモデルとアプローチ方法が明確になっていない
チェック項目について・・・・1-3 個は転職未満、4-6 個は転職ライン、7-10 個は転職ゾーン
将来的な転職を前提にしたスキルアップを意識する
雇用の多様化・流動化が進むなか、転職という選択肢を選ぶ人たちが急増。かつてのように、ひとつの会社で一生勤め上げるという人が、これからはますます減ってきます。
ステップアップを目指しての転職、より能力を発揮できる職場を目指しての転職…。多くの人たちが、それぞれの事情に合わせて仕事を変え、会社を選びます。
「そうは言いますけれど、もともと今の40代、50代層についても、ずっと同じ会社で勤め上げたという人は、そう多くないんです。年功序列、終身雇用という既存の制度から、ついそう思われてしまいがちなのですが、実は大手の一部は別として、多くの人たちが転職。今は、それがより広く認められ、なおかつ複数回の転職によるキャリアアップが可能になっているんです。
多様化が進むなか、今後、こうした動きはますます活発になるでしょうね」と言うのは、化学メーカーの人材開発部門担当者。多くのビジネスマン&ウーマンたちが、”いつかは自分も転職をすることになるかもしれない“と漠然と意識しているといいます。
だからこそのスキル&キャリア。これをしっかりと身につけておかないと、いざという時に思わぬ壁にぶち当たります。
「面接などに立ち会ってみるとよくわかるのですが、応募者の多くが準備不足。スキルにしても、キャリアにしても、それが他社に通用するものなのかどうか、いまひとつ確信を持てないままアプローチしてくるんです。しかし、これからはそうしたアプローチではますます通用しにくくなります。
人材の流動化に伴って、スキルとキャリアのレベルアップに取り組む人たちが急速に増えますから、かなり用意周到なスキルアップが必要になってくるんです。少なくとも、どこに行っても通用するだけの技術、専門知識の習得は必須。それを持たない人たちは、まず採用されないと考えておいた方がいいでしょう」
他社でも通用するだけのスキル&キャリアかチェック!
手厳しいコメントだが、それが現実。すでに、そうした企業側の姿勢は至るところで見え始めています。
だとすれば、ビジネスマン&ウーマンにとって、日頃からのスキルアップ、キャリアの見直しは必要不可欠。いい加減にしておくことなど、とてもできません。
「その意味でのスキル&キャリアチェックなんです。今の職場で、果たして他社でも通用するだけの技術やノウハウが身につくのか、また、将来的に進みたいと思っている仕事に間違いなく直結し、役立つ業務なのかなど、慎重にチェックしておかなければなりません。
いくら居心地のいい会社でも、そうした部分に弱さを持っているようなら要注意。場合によっては、早い時期での見直しも必要になってきます」
職場の雰囲気が悪い上に、こうした部分での問題点も目立つようなら、リアルに転職を検討。手遅れにならないうちに、行動に出るという選択が必要になるといいます。
30代、40代になってから後悔しないためにも、今すぐチェック。スキル&キャリアの棚卸しをしてみることです。
3:具体化するライフプラン
- 生活設計を考える上で最低必要ラインの年収を得ることができない
- 年功序列&成果主義、どちらにしても今の制度は肌に合わない
- 30代、40代、50代の社員たちに将来の理想を見いだせない
- 「このままこの会社に骨を埋めることはない」と確信している
- 年齢層別平均収入や貯蓄額を聞くたびにあまりのかい離に愕然とする
- 今の会社でチャンスを待つより、新しい会社に移った方が話が早い
- 5年後、10年後の社内的ポジションと役割を明確に描けない
- このままだと早い時期から限界を感じそうな危機感がある
- どこに行っても通用するだけのスキルがあるとはとても思えない
- 同業他社のトップビジネスマンにまぶしさと気遅れ感を抱いてしまう
チェック項目について・・・・1-3個は転職未満、4-6個は転職ライン、7-10個は転職ゾーン
状況や年齢に応じてニーズは大きく変わる!
10代はもちろん、20代前半と後半、30代とそれ以降では、仕事に対する考え方も、求めるものも、大きく変わってくるのが普通です。
よくあることだが、”仕事はお金じゃない“と、”やりがい“のみを偏重した仕事選びをしたために、後々あまりのバランスの悪さに音を上げるといったケースも後を絶ちません。
これなどは、その時のライフスタイル、ライフプランが、年齢とともに大きく様変わりしてしまったため。本人の予想を超えて、置かれている環境が変わったためです。
自動車部品メーカーの営業部次長によれば、
「基本的なところは変わらないにしても、年齢を重ねるにつれて、微妙な軌道修正が必要になってくるのが普通なんです。たとえば、年齢に応じて仕事のステージが”より大きくなって欲しい“と思うようになるのは当たり前のことですし、そうした中で成果を挙げて”それなりの評価を得たい“と思うようになるのは、ごく自然なこと。そうなった時に、そうした変化に十分に対応してくれる会社かどうかが大事になってくるんです」とのこと。
たとえば、アルバイトやパートから正社員への登用が可能だったり、あるいは、アルバイトやパートにも成果に応じた報酬制度や特別待遇を用意しているところなら、こうしたある程度の変化には対応可能です。
また、これからは、そうした制度を整える企業が増えるものと見られています。
しかし、あらかじめ決められた待遇を例外なく適用する職場だったり、会社や仕事に対するニーズが以前とまるで違うものになってしまった場合には、あらためて仕切り直しが必要です。転職という形で修正するしかありません。
ライフプラン、ライフスタイルとの不一致を強く感じたら、転職することを考慮。ひとつの選択肢として考えてみるべきです。
転職をライフプランに合わせて戦略化してみる!
「人は仕事の中で成長するものですし、その世界観を大きく変えていくもの。価値観の変化も十分起こり得ることですから、その点をよく考慮することです。また、中には2段階、3段階…という形で、当初から最終ステージに向かって踏み上がっていこうという人もいます。
つまり、最初の就職ではベースとなる専門知識と実務経験を重ねて基礎キャリアを作り、次に当初はアプローチすることさえ難しかった企業に転職。ステージそのものをグレードアップさせ、そこでもうひとつ大きな実績を積むことで、もともと夢だった仕事に就いて、思う存分力を発揮する…。そうしたキャリアアップを最初からプランニングしている人たちもいるんです。
これなどは、今後ますます重要になってくる意識のひとつ。転職を戦略化している、いい例だと思うんです」
ライフプランだけでなく、ビジネスプランの変化に応じて、転職を選択。そうした自在さが、これからますます求められるようになってきます。
はじめから対応力に優れた企業に就職するのもいいし、また、ある程度方向を見極めてから、転職するのもひとつの手。十分チェックしてから選択したいものです。
まとめ
シグナルを見つけて転職のサインを見つけて、自分が納得できるタイミングで転職をしましょう。
転職のタイミングがきているにも関わらず転職をしないともしかしたら、しどきを逃してしまうかもしれません。
上記のチェックリストを一度チェックしてみて、転職のサインを確認しましょう。
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