フリーターから正社員はきつい?就職して最初の3か月で感じたこと
「フリーターから正社員になれたけど、毎日がつらい」「これから就職するけど、ちゃんと続けられるか不安」。この記事は、そんな人に向けて書いています。
私は大学を中退したあと、20代半ばまでフリーターやニートの生活を送り、そこから正社員として就職しました。この記事では、就職して最初の3か月で私が実際にきつかったこと、それでも辞めずに踏みとどまれた理由、フリーター時代の経験が役に立ったことをまとめました。先に結論を書いておきます。
- 最初にきつかったのは、仕事の中身よりも「毎日決まった時間に出社すること」そのものだった
- 名刺の渡し方などのビジネスマナーは、知っていても実践する場面が少なく、慣れるまで時間がかかった
- 踏みとどまれたのは、フリーターのときにもイライラやつらい経験はあったので、今逃げても同じだと思えたから
- 接客のアルバイトで身についたコミュニケーション力のおかげで、社内の人と早く打ち解けられた
- もう少し歳をとってからだと難しかったと思う。就職するなら早いうちがいい
私がフリーターから正社員になるまで
まず、私がどういう経緯で正社員になったのかを簡単に書いておきます。
大学を中退したあとは、飲食店や居酒屋、コンビニなどのアルバイトを一通り経験しました。それぞれ1年くらいずつ働き、いちばん長かったのは居酒屋です。運送の仕事も一度試してみましたが、体力的に苦しくて辞めました。
就職を決意したのは、父親が倒れたことがきっかけです。そこから就職活動を始め、就職支援サービスをいくつか並行して使いました。最終的にはハタラクティブ経由で、広告会社の営業職に就職しました。この会社は面接2回で内定をもらいました。
つまり私は、正社員として働いた経験がまったくない状態で、会社員生活をスタートしたことになります。
就職して最初の3か月できつかったこと
ここからは、就職して最初の3か月で私が実際にきつかったことを書きます。
毎日決まった時間に出社するだけで、こんなに辛いのかと思った
いちばんきつかったのは、仕事の内容よりも、毎日決まった時間にしっかり出社することでした。
フリーターのときは、シフトの時間も曜日も、ある程度は自分の都合に合わせられました。正社員になると、平日は毎朝同じ時間に家を出て、決まった時間まで働くのが当たり前になります。
頭ではわかっていたつもりでしたが、実際に始まってみると、毎日出社するだけでこんなに辛いのかと思いました。仕事を覚える前に、まず生活のリズムを会社に合わせるところで、かなり体力と気力を使った感覚があります。
ビジネスマナーを実践する場面が少なかった
もう一つ苦労したのが、ビジネスマナーです。
名刺の渡し方などの基本的なマナーは、就職活動中に受けたジェイックの研修などで学んでいました。ただ、学んだことはあっても、実際にお客さんや社外の人を相手に実践する場面は、それまでほとんどありませんでした。
知っていることと、自然にできることは別物です。最初のうちは、一つひとつの動作を思い出しながらこなしていた感じでした。
入社前に基本だけでも押さえておくと、最初の負担はかなり軽くなると思います。就職前に身につけておきたいマナーは、こちらにまとめています。
それでも辞めずに踏みとどまれた理由
毎日の出社がつらくて、「このまま続けられるだろうか」と思ったこともあります。それでも辞めずに踏みとどまれたのは、フリーター時代のことを思い出したからです。
フリーターのときにも、アルバイト先でイライラすることや、つらい経験はありました。正社員だけが大変で、フリーターなら楽だったわけではありません。
だから、今ここで逃げ出しても、どこに行っても同じことになると思い、踏みとどまることができました。
もちろん、体調を崩すほど無理をする必要はありません。長時間労働やハラスメントなど、会社の側に問題があるときは、我慢し続けないほうがよい場合もあります。すぐに辞めるべきかどうか迷ったときの考え方は、こちらの記事を参考にしてください。
フリーター経験が役に立ったこと
フリーター時代の経験は、就職してから意外なところで役に立ちました。
接客のバイトで身についたコミュニケーション力
私は飲食店や居酒屋、コンビニなど、人と関わるアルバイトを長く続けていました。特に居酒屋は、職場の仲間と友達のように気楽に働ける環境で、いちばん長く続いた仕事です。
こうした接客のアルバイトでコミュニケーション力が身についていたおかげで、入社してから社内の人と早く打ち解けることができました。新しい環境で周りの人と話しやすい関係を早く作れたのは、最初の3か月を乗り切るうえで大きかったと思います。
アルバイト経験は、面接だけでなく入社後にも生きる
就職活動では、アルバイトの経験をありのままに話し、そのうえで「うまく価値を出せたと感じる経験」や「学んだこと」を整理して面接に臨みました。
アルバイト経験は、面接で話すための材料になるだけではありません。人と接する経験や、決められた仕事をやり切る経験は、入社してからも土台になります。フリーターの期間を「空白」とだけ考える必要はないと、私は思っています。
20代のうちに就職してよかったと思うこと
振り返ってみると、もう少し歳をとってからの就職だったら、もっと難しかったと思います。
私を採用してくれた上司に、採用の理由を聞いたことがあります。そのときは「20代だから、社会人としてのマインドを鍛えれば成長すると思った。30歳になっていたら採用は考えなかった」と言われました。
もちろん、30代から正社員になる人もいますし、年齢だけで決まるわけではありません。ただ私の場合は、20代のうちに動いたことで、未経験でも採用してもらえたのだと感じています。就職を考えているなら、早いうちに動いたほうがいいというのが、私の実感です。
入社した会社は、土日祝日が休みで、年間休日は120日以上ありました。残業は月40時間ほどありましたが、ボーナスもきちんと出て、会社の雰囲気もよかったので、当時の自分としては良い会社に入れたと思っています。
収入や生活リズム、親や友達との関係など、正社員になって変わったことは、こちらにまとめています。
最初の3か月を乗り切るために、入社前にできること
ここからは、私の経験をふまえて、これから就職する人が入社前にやっておくとよいことをまとめます。
生活リズムを先に会社の時間に近づけておく
私がいちばんきつかったのは、毎日決まった時間に出社することでした。入社日が決まったら、起きる時間と寝る時間を、少しずつ会社の時間に合わせておくと、最初の負担が軽くなります。
ビジネスマナーの基本を練習しておく
名刺の渡し方、電話の受け方、メールの書き方など、よく使う場面の基本は、入社前に一度練習しておくと安心です。私のように「知ってはいるけれど実践したことがない」状態だと、最初は緊張して思うように動けません。
試用期間の仕組みを知っておく
多くの会社には、入社してすぐの期間に試用期間があります。期間中の給料や、本採用までの流れを知っておくと、不安が少し減ります。
困ったときに相談できる相手を決めておく
入社してつらいとき、一人で抱え込むと「辞めるしかない」と考えがちです。社内の先輩や同期、家族や友達など、話を聞いてもらえる相手がいると気持ちが楽になります。就職エージェントを使って入社した場合は、担当者に相談できることもあるので、入社前に確認しておくとよいでしょう。
入社前の準備は、就職エージェントを使うと進めやすい
正社員として働いた経験がないと、面接の準備だけでなく、「入社したらどうなるのか」という不安も大きくなります。
私はハタラクティブを使い、模擬面接で、自分の経歴をどう話せば面接官が納得しやすいかを一緒に考えてもらいました。最終的に、ハタラクティブ経由で広告会社の営業職に就職しています。
ハタラクティブは、フリーターや既卒など、正社員経験がない人や少ない人の就職を支援しているサービスです。公式サイトによると、現在はカウンセリングをすべてオンラインで行っています。実際に使ったときの流れや、「やめとけ」と言われる理由については、こちらで詳しく書いています。
まとめ
- フリーターから正社員になって最初にきつかったのは、毎日決まった時間に出社することだった
- ビジネスマナーは、知っていても実践の場が少ないと慣れるまで時間がかかる。入社前に基本を練習しておくと楽になる
- フリーターのときにもつらいことはあった。今逃げても同じだと思えたことが、踏みとどまる力になった
- 接客のアルバイトで身についたコミュニケーション力は、入社後に社内の人と打ち解けるのに役立った
- 歳をとってからだと難しかったと思う。就職するなら早いうちに動くのがおすすめ
これから就職を考えている人は、まずは就職エージェントに相談して、自分の経歴の伝え方や、入社後の働き方について聞いてみるところから始めてみてください。私が実際に使ったハタラクティブのほか、20代向けの第二新卒エージェントneoも、無料で相談できます。

ハタラクティブは今最も勢いのあるフリーター・大学中退・高卒・第二新卒向けの人材紹介会社で、サービス開始からの累計で26万人以上のカウンセリング実績があります。対応エリアも広がっており、北海道・宮城から関東・中部・関西・中国・九州まで、未経験から正社員を目指す人を支援しています。
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