こんにちは。ブログの管理人のエイジです。
転職が決まらない、うまくいかないと悩んでしまう人がいると思います。
転職をうまくいかせるには、どういう考え方をしたらいいのか?単に“プラス思考”“マイナス思考”といった考え方だけでなく、実はこれからの大転職時代を勝ち抜くために必要不可欠な考え方があるといいます。
転職に迷わないための道しるべ。転職を成功させる考え方をしっかり学びましょう。
成功、不成功の基準をハッキリさせることが大事!
転職好機。チャンスを待ち続けていた人にとっては、これからいよいよ待ちわびた追い風が吹くことになるが、そうした時期だけに、逆に“このチャンスだけは絶対に無駄に終わらせない!”という意識が必要です。
転職が決まらず、ここで失敗してしまうと、せっかくのチャンスを棒に振ることになってしまいます。また、場合によってはその後数年、いつ来るともしれない“好機”を再び待ち続けるといったことにもなりかねません。
いずれにせよ、今のうちに失敗しないための対策を練っておくことが必要。会社選びはもちろんのこと、どうすればその転職を機に人生をうまく展開させていくことができるのか、あらかじめしっかりと知っておくことです。好機を活かして大きく飛躍するのは、成功の鉄則。無駄に終わらせるわけにはいきません。
「転職を成功させている人たちは、皆、多かれ少なかれ転職に関する“考え方”がしっかりしているんです。浮ついた考え方や軽率な判断で転職するということがまずない。共通項なんですよね」と話すのは、化粧品メーカー人材開発室の室長。長年、人事畑を歩んできたスペシャリストとして、多くの成功例、失敗例を見てきたといいます。
「何をもって成功、失敗というかにもよるのですが、少なくとも、その転職を無駄に終わらせないという意味でいうなら、やはりよほどの覚悟と目的意識を持って応募した人たちが、圧倒的にその成果を手にしています。そのままその会社で昇進・昇給し続けるか、再び何年か後に転職するかは別として、当初の目的を最低限、達成しているんです。
これに対して、転職に関するスタンスが定まらないまま応募してくる人たちは、仮に採用されたとしてもその後が大変。自分にとっていい会社なのか、そうではない会社なのかも判断できずに、停滞してしまうといったことが多いんですよね」
気持ちが決まっていないだけに、迅速な対応や責任ある仕事を任されると、途端に右往左往。キャリアを磨くチャンスと受け止めるどころか、プレッシャーに感じて逃れようとする人も少なくないといいます。これでは何のための転職なのか、採用側も困惑。入社後の消極的な姿勢に、あらためて進退を問いただすといったこともあるといいます。
「うちでは試用期間を設けていますが、ここで徹底的にチェックするようにしています。採用数が多い場合などは、特に注意するんです。ほとんどないとはいっても、そうした本来なら“不採用”にすべき人が紛れ込んでしまっている可能性もありますから」
現場のチェックはシビア。お互いにデメリットになるだけに、ミスマッチを早期に発見するよう心がけるといいます。
さらに、この会社では長いスパンから見た転職の目的、意義だけではなく、直近の目標、狙いもしっかり聞くようにしているとのこと。入社後に最大限の力を発揮してくれる人たちは、こうしたところで即座に的を射た答えを返してくれるそうです。
「たとえば、“業界の中でも医療の分野で圧倒的なコンサルタント事業を展開していることから、この3年でそうした分野のコンサルタントビジネスを経験したい”とか、“最新のインフォメーションテクノロジーを体験し、使いこなせるようになりたい”などと、直近の目標を具体的に話すことができるんです。
これは、採用側の企業にとっては心強い限り。その目標が、当社独自のものであればあるほど、“意味と価値をわかった上で応募してきている人”と評価され、歓迎されます。直近の目標が明確になっているということは、無駄な時間を費やすことなく、最短コースを通って目標にたどり着きやすいということ。目標が遠くになればなるほど、軸がぶれやすくなるものなんです」
ビジネス環境の変化は急。グローバル化や各種システムの飛躍的進化なども手伝って、5年後、10年後の在りようは専門家でもなかなか見えにくい。中にはここ数年で多くの職種、業種が失われ、また芽生えたように、ドラスティックな職の入れ替わりも十分に起こり得えます。あまり遠い先のキャリアやスキルばかりを想定していると、思わぬ環境の変化に足をすくわれかねないから要注意です。
転職に効く考え方のプロセスこの発想&8大手順が成功をもたらす!
企業人事が認める、成功する人たちの考え方、スタンス。 必須のステップをマスターすることで、これからの転職がガラリと変わります。チャンスを逃さないためにも、あらためて転職手順を考え直しましょう。
プロセス1:何のための転職なのか?転職テーマを明確にする
転職を成功させるための大前提は、その転職が何を目的にしているのか、直接の原因、目的をはっきりさせることにほかなりません。これが明確になっていないと、会社選びの基準が曖昧になってしまうとともに、どの会社のどういう条件が「いい」のか、判断できません。何を達成するための転職なのか?目的と意味を確認しましょう。
プロセス2:40歳、50歳の理想像を具体化。整合性を確認
20代前半の転職も、30代に入った“勝負!”の転職も、40代、50代の自分を思い浮かべながら会社を選び、キャリアを磨くことが大切です。遠くの理想につながっていると確信できるコース選択と、そうでない選択では天と地ほどの違いがあります。理想の自分につながっているプロセスであることを確信した上でアプローチが必要です。
プロセス3:もうひとつの視野、3年後の自分を明確化
長い視野を持つ一方で、短期の目標を掲げながら、ひとつひとつ節目を作っていくことも同時に心がけましょう。特に転職やキャリア作りではこうした意識が必要。成功している多くの人が、実はこの短期での節目作りを強く意識し実行している。3年がひとつのメド。3年後の自分をイメージし、会社を選び、キャリアを身につけましょう。
プロセス4:目標を整理し、特に第1目標の充足を目指す
転職の目標、意味などを整理し、箇条書きにしてみると、複数個挙がるはず。確かに、3つくらいは抜き出しておいた方がいいとよくいわれるが、本当の成功を期すなら、そうした中から特に“これだけは!”の大目標をほかと差別化して掲げること。並列にするのではなく、どの目標が達成されればほかは我慢できるのか認識しましょう。
プロセス5:第2、第3目標も序列をつけて具体化する
目標は、徹底的に序列化。失敗の原因を探ってみると、その多くが目標をいつの間にか並列にしてしまい、ひとつでもうまくいかないと、まるですべてがダメになってしまったような感覚に襲われるからです。こうした愚を防ぐためにも、目標は序列化。第2、第3目標もはっきり差をつけておいて、転職後の充足度判断に役立てましょう。
プロセス6:転職の弊害、リスクについてもシビアに列挙
転職することで、何もかもが一気に好転するなどと甘い妄想ばかりを持たないこと。転職することで理想のキャリアアップ、ステップアップを達成している人の多くは、皆、現実的。リスク、マイナス面をシビアに直視した上で、それでもなお得るところが大きいと判断した場合のみ活動に踏み出していいます。両面を見て判断しましょう。
プロセス7:異文化の中での最低合格ラインを設定しておく
会社とは、それぞれ別の文化を持った集合体。そこに根付く哲学や考え方、仕事の進め方など多種多様です。大転職時代に備えている人たちはこのことをきちんと理解。異文化コミュニケーションに秀でている。転職の際には、どの程度のギャップなら大丈夫なのか、あらかじめ対応できる企業風土のボーダーラインを決めておきましょう。
プロセス8:年で第1目標達成。逆算してアプローチする
目標の達成を5年後、10年後に置いている人は、得てして当初の目標を見失いがち。その点、ビジネスの流動性、環境の変化などの速さを知っている人は、こうしたところで非常に合理的な考え方をします。長くても3年後を見据えながら目標設定。随時逆算しながら修正していくのです。これこそ、転職に必要な考え方、成功のポイントです。
合理的な発想&考え方を転職活動に取り入れる!
もうひとつ、転職を成功だと感じている人の多くは、第1目標の達成をその理由に挙げるとのことです。上記の『8大手順』にも挙げたが、いくつかの目標を並列ではなく、ハッキリと順序立てて整理することで、達成感にもメリハリができてくるといいます。
「たとえば、その会社ならではのスキルの習得が目的なら、それが達成された時点でほぼ満足。その他の条件でよほど折り合わないことがあったら、双方が話し合って、場合によってはまた転職という選択肢を取ればいいわけです。でも、複数の目標を並列したままだと、これが実感できない。何もかもが中途半端で、満たされないような気がしてしまうんですよね」
第1目標を際立たせて、3年をメドにその目標を達成。それを原則にしている人が、転職で成功を収め、好機を着実にものにしていくと指摘します。
3年サイクル、5年サイクルで欲しいスキルを手に入れ、ステップアップしていく人の勝ち!幕開けしたばかりの大転職時代では、特にこうした考え方、スタンスの取り方がモノをいいます。
合理的な発想、シビアな視点を持っての転職&キャリア形成に着手。この好機を逃さないことです。準備不足という人も、まだ間に合います。3年後を見据えた転職活動に踏み出しましょう。
転職の成功のポイントは次の記事にもまとめています。
企業人事が提言 「成功している人たちの考え方に学べ!」
採用担当者に聞いてみると、一度コツがわかったら、面接の完全攻略はそう難しいことではないといいます。その基本を理解するためにも次のコメントをよく理解。面接アプローチに取り入れることです。
「準備は長期戦。思いつきでは転職しない」 コンサルタント会社・マネージャー
人事関連を長く担当していると、たとえば中途採用で成功している人と、そうでない人などが、割とはっきり見えてくるものなんです。特に、5年、10年のスパンで見るとその差は明らか。成功している人の多くは順調なキャリアアップを続けて基幹社員としての待遇を勝ち取っていますし、そうでない人たちはいくら優秀でもまた転職したり、正当な評価を得られずに苦しんでいる。主な違いは、準備期間にあるように思うんです。
この前の人事でも、13年前に中途採用された人が取締役に昇進しましたが、その人などは転職の準備に時間をかけて、事前に将来必要になるスキル、専門知識などをほとんどすべて身につけてから応募したと聞いています。文字通りの即戦力。スタートから安定した成果を挙げ続け、企業文化も研究済みだったことからすぐに馴染んだそうですが、そうしたところに差が出るんですよね。思いつき、早合点の転職はしないことです。
「最低3年間。そこから多くを学ぶんです」流通・人事課課長
キャリアを判断する際、3年がひとつのメドになるといわれますが、人事の間では当然のこと。基本的に、職歴で3年未満のものは「その仕事をよく知っている」と言う人ほど深くは知らないと受け止めています。全面的に否定するわけではありませんが、よくて仕事のアウトラインをなぞっただけ。少なくとも、すぐに仕事を任せられる人材とは、到底受け止められないんです。
仕事は専門知識やノウハウをしっかりと身につけるだけでなく、その業務を進める上で派生する様々なトラブルについても適正な対処ができるようになってはじめて一人前。3年以下のキャリアだと、そうしたところまでとても思い至らないというのが実際なんです。その意味では、最低でも3年は勤務して、トラブルに関しても多くを学ぼうという姿勢が大切。困難から多くを学び取る人が最終的に成功するんです。
まとめ
転職が決まらない、うまくいかないと感じている人は上で述べた8つのプロセスをしっかりと考えて転職活動を進めていきましょう。
現状の考え方との違いをしっかりと理解して、新しい考え方で転職のフレームワークを作っていきましょう。
しっかりと転職活動ができれば、今の景気は最大にチャンスになりますよ。
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