ハタラクティブ・neo・ジェイックを比較|3社使った元フリーターの選び方
「ハタラクティブ、第二新卒エージェントneo、ジェイック。どれも無料らしいけど、結局どれを使えばいいの?」と迷っている人は多いと思います。この3つは、どれも私がフリーターから就職するときに使ったサービスです。
私は大学を中退したあと、しばらくフリーターやニートの生活をしていて、20代半ばで就職活動を始めました。最初は就職支援の会社に連絡するのが怖くて、数か月動けなかったこともあります。この記事では、3社の違いを公式サイトの情報で比べたうえで、実際に使った立場から選び方をまとめます。先に結論を書いておきます。
- 1対1で相談しながら求人を紹介してほしいならハタラクティブ。未経験OKの求人が多く、面談はすべてオンライン
- 20代で、会って相談したいなら第二新卒エージェントneo。東京・大阪・名古屋・福岡で来社面談ができる
- 社会人の基本から学んでから面接に進みたいならジェイック。無料の就職講座のあと、書類選考なしの面接会に進む研修型
- 迷ったら2〜3社に並行して登録し、求人と担当者を比べるのがおすすめ
3社の比較表(2026年9月時点)
まずは3社の基本的な情報を、各社の公式サイトで確認した内容で比べます。
| 項目 | ハタラクティブ | 第二新卒エージェントneo | ジェイック(就職カレッジ) |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | レバレジーズグループ | 株式会社ネオキャリア | 株式会社ジェイック |
| 対象 | フリーター・既卒・未経験者など。年齢制限は基本的になし(求人の多くは若手向け) | 第二新卒・既卒・フリーター・高卒・中卒など。20代向け | 18〜35歳を中心に、フリーター・中退・第二新卒・離職中の人など |
| 進め方 | 個別紹介型(1対1の相談で求人を紹介) | 個別紹介型(1対1の相談で求人を紹介) | 研修型(無料の就職講座から、書類選考なしの面接会へ) |
| 面談方法 | すべてオンライン(音声通話だけでも可) | 初回は来社が基本。Web面談や電話での相談も可 | スマホなどでのオンライン面談 |
| 対応エリア | 北海道、宮城、関東、愛知・岐阜・静岡、三重・大阪・兵庫・京都、広島・岡山、福岡 | 来社面談は東京・大阪・名古屋・福岡。ほかの地域は電話やWebで相談可 | 基本的に全国で利用可(支援できるエリアには限りあり)。講座・面接会は現在オンライン中心 |
| 料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 公式サイトで説明されている特徴 | 未経験OKの求人が全体の約8割。履歴書の添削や面接対策を1社ずつ行う | 紹介するのは担当者が実際に訪問した企業。取引企業は約1万社 | 最大20社と書類選考なしで面接できる。就職講座は平日開催 |
| 内定までの目安(公式) | 平均して約1か月で決まるケースが多い | 約1か月で入社先を決める人も多い | 最短2週間で内定も可能 |
出典:ハタラクティブ公式サイト(トップページ、よくある質問、サービス対象エリア一覧、オンライン面談について)、第二新卒エージェントneo公式サイト(トップページ、よくあるご質問)、ジェイック就職カレッジ公式サイト(トップページ、就職カレッジのページ)。
いちばん大きな違いは、進め方です。ハタラクティブとneoは、担当者と1対1で話して、自分に合いそうな求人を紹介してもらう「個別紹介型」です。ジェイックは、先に就職講座で社会人の基本や面接の準備をしてから、面接会で企業と会う「研修型」です。
対象エリアや面談の方法は変わることがあるので、登録する前に各社の公式サイトで最新の情報を確認してください。
タイプ別:あなたに合いやすいのはどれ?
比較表をふまえて、状況ごとに合いやすいサービスをまとめます。
| あなたの状況 | 合いやすいサービス |
|---|---|
| 何から始めればいいかわからない。まず1対1で相談したい | ハタラクティブ、neo |
| 20代で、担当者と直接会って話したい | neo(東京・大阪・名古屋・福岡) |
| 家から出ずに、オンラインだけで進めたい | ハタラクティブ、ジェイック |
| 30代前半 | ハタラクティブ(年齢制限は基本的になし)、ジェイック(18〜35歳が中心) |
| 社会人経験がなく、マナーや面接に自信がない | ジェイック |
| 平日にまとまった時間が取りにくい | ハタラクティブ、neo(ジェイックの講座は平日開催) |
neoは公式サイトで「20代の方限定」と説明しているので、30代の人はハタラクティブかジェイックから考えるとよいと思います。
大学を中退している人は、中退の経歴をどう伝えるかも含めて選び方が少し変わるので、こちらの記事も参考にしてください。
ハタラクティブ:1対1で相談しながら進めたい人向け
公式情報で見る特徴
ハタラクティブは、レバレジーズグループが運営する、フリーター・既卒・未経験の人向けの就職支援サービスです。公式サイトによると、未経験OKの求人が全体の約8割で、履歴書の添削や面接対策を応募する会社ごとに行っています。現在はすべてのカウンセリングをオンラインで行っていて、音声通話だけの面談もできます。
公式サイトでは「求人を押し付けません」「紹介した求人への応募は自由」とも書かれています。紹介された求人に必ず応募しなければいけない、というわけではありません。
私が使ったときのこと
私が登録したときは、登録から1時間ほどで確認の電話があり、すぐに面談が決まりました。担当してくれたのは同年代くらいの人で、就職活動が初めてだと伝えると、わかりやすく説明してくれました。不安な気持ちも受け止めてもらえたのを覚えています。
面談では「なぜブランクがあるのかは必ず聞かれる」「大学中退の頃の話は確実に聞かれるので、重点的に対策しよう」と助言されました。私は飲食店など人と関わる仕事が多かったので対人系の仕事を希望し、土日休み、月収20万円以上、残業はある程度なら大丈夫、できれば都内、と伝えました。すると営業職をすすめられ、紹介された求人は6件、すべて営業職でした。
その中には生命保険やウォーターサーバーの営業もあり、正直ブラックな印象を受けました。気になって質問すると、担当の人は「残業時間は長いと聞いている」と正直に答えてくれました。
面談は1時間半ほどで、帰宅してから応募先を決め、ラインで連絡しました。模擬面接では、私の経歴だとどう話せば面接官が納得しやすいかを一緒に考えてくれました。契約社員や派遣の求人は紹介されませんでした。
当時のオフィスは渋谷ヒカリエにあってきれいでしたが、今はカウンセリングがすべてオンラインなので、家から相談できます。
1対1で相談しながら進めたい人は、ハタラクティブの公式サイトで対象エリアを確認してみてください。より詳しい体験は、こちらのレビュー記事にまとめています。
第二新卒エージェントneo:20代で、会って相談もしたい人向け
第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する、20代向けの就職・転職支援サービスです。私も登録して使ったことはありますが、当時のやりとりの記録が残っていないので、ここでは公式サイトの情報だけで紹介します。
公式サイトで説明されている主な特徴は次のとおりです。
- 対象は第二新卒・既卒・フリーター・高卒・中卒などで、「20代の方限定」と説明されている
- 初回の面談は来社が基本で、東京・大阪・名古屋・福岡に面談の場所がある。Web面談もでき、ほかの地域の人は電話やWebで相談できる
- 紹介する企業は、担当者が実際に訪問して、すすめられると判断した企業
- 取引企業は約1万社で、「学歴・経歴不問」「未経験者歓迎」の求人が多い
- 面接のあとにフィードバックがあり、入社日や条件の交渉も代わりに行う。内定後の研修もある
- 最短10日ほどで内定が出る人もいて、平均4社受ければ内定が出るとされている
面談の流れも公式サイトで紹介されていて、書類の確認のあと、担当者がマンツーマンでこれまでの経験や希望を聞き、求人を紹介するという順番です。面談で話した内容が選考に影響することはない、と明記されています。
会って話したほうが安心できる人や、20代のうちに正社員を目指したい人には選びやすいサービスです。気になる人は、第二新卒エージェントneoの公式サイトで面談の場所や日程を見てみてください。より詳しい特徴や注意点は、こちらにまとめています。
ジェイック:研修を受けてから面接に進みたい人向け
公式情報で見る特徴
ジェイックの「就職カレッジ」は、18〜35歳を中心に、正社員の経験がない人の就職を支援するサービスです。流れは、相談、無料の就職講座、面接会、就職先の決定の順番です。講座では社会人の基本的な考え方から面接対策までを学び、就職カレッジを利用した人は書類選考なしで最大20社と面接できると説明されています。
現在は相談も講座も面接会もオンラインが中心です。公式サイトのよくある質問では、就職講座が平日開催なので、働いている人は利用しにくいことも書かれています。
私が参加したときのこと
私が参加したときは、まず新宿で説明会があり、参加者は6人でした。そのあと個別面談を経て、当時「営業カレッジ」という名前だった10日間の研修に参加しました。研修の参加者は15人です。
ブラックだと感じた企業は、はっきり断りました。最終的に就職を決めたのはジェイック経由ではありませんでしたが、研修は私に大きな影響を与えてくれたと感じています。
ちなみに、当時のジェイックの面談場所は、雑居ビルの一室のようなところでした。
講座の名前や日数は当時と変わっていて、今はオンライン講座が中心なので、最新の内容は公式サイトで確認してください。
研修の中身など、参加した体験はこちらにくわしく書いています。
研修型と個別紹介型の違い
3社を比べるうえでいちばん大事な、研修型と個別紹介型の違いを表にまとめます。
| 比べるところ | 個別紹介型(ハタラクティブ・neo) | 研修型(ジェイック) |
|---|---|---|
| 始め方 | 面談で希望を話し、求人を紹介してもらう | 講座で社会人の基本や面接の準備をする |
| 企業との出会い方 | 紹介された求人の中から、自分で選んで応募する | 面接会で、複数の企業とまとめて面接する |
| 書類選考 | 求人ごとに書類を出す(添削してもらえる) | 面接会は書類選考なし |
| 時間の使い方 | 面談の日程を自分の予定に合わせやすい | 講座が平日にあるので、まとまった時間が必要 |
| 向いている人 | 希望の条件がある程度決まっている人、自分のペースで進めたい人 | 社会人経験がなく、基本から身につけたい人、書類で落ちるのが不安な人 |
個別紹介型のよいところは、自分の希望に合わせて求人を選べることです。一方で、応募する会社は自分で決めるので、条件の整理ができていないと迷いやすくなります。
研修型のよいところは、面接の前に準備の時間がしっかりあることです。書類選考なしで面接に進めるので、経歴に自信がなくて書類で落ちるのが怖い人には心強いと思います。そのぶん、講座に参加する時間を確保する必要があります。
結果として、私は個別紹介型と研修型の両方を並行して使いました。どちらか一方に決めなくても、組み合わせて使うことができます。
複数登録のすすめ:私は3社ぐらいがちょうどいいと思う
私は、就職するなら3社ぐらいの人材紹介会社に登録したほうが良いと考えています。私自身も複数のサービスを並行して使い、最初の面談から就職まで2か月ほどかかりました。
複数に登録するよい点は、次のとおりです。
- 紹介される求人がサービスごとに違うので、選べる幅が広がる
- 担当者を比べられるので、自分に合う人を見つけやすい
- 1社の担当者の意見に偏らず、自分の条件を客観的に見直せる
ハタラクティブとneoのよくある質問では、ほかのサービスを使うことや自分で応募することに制約はない、と書かれています。並行して使うこと自体は問題ありません。
ただし、並行して使うときは、次の点に気をつけると進めやすくなります。
- 各社の担当者に「ほかのサービスも使っている」と伝えておく
- 同じ会社に、別々のサービスから重ねて応募しない
- 面談や面接の予定は、スマホのカレンダーなど1か所にまとめる
- 登録しすぎない。多すぎると連絡の対応に追われて、応募が進まなくなる
使うときの注意点
担当者との相性はある
就職支援サービスは、担当者の力によるところが大きいです。私も、並行して使ったサービスの一つで、人として合わないと感じた担当者に当たったことがあります。どのサービスでも、担当者との相性はあると考えておいたほうがよいです。
合わないと感じたら、担当者を変えてもらえないか窓口に相談してみるのが一つの方法です。それでも合わなければ、別のサービスを中心に進めればよいので、そのためにも複数登録しておくと安心です。
気になることは遠慮せずに聞く
紹介された求人で気になることがあれば、面談のときに遠慮せずに聞きましょう。私は残業について質問したことで、正直な答えをもらえました。残業、休日、給料、仕事の内容など、あとから知って後悔しそうなことは、応募する前に確認しておくのがおすすめです。
合わない会社は断ってもいい
紹介された会社や面接で出会った会社が、自分に合わないと感じたら断ってかまいません。私も、ブラックだと感じた企業ははっきり断りました。紹介されたからといって、無理に進める必要はありません。
面談の前に、ブランクの説明を準備しておく
面談でも面接でも、空白期間や中退の理由はよく聞かれます。私もハタラクティブで「必ず聞かれる」と言われました。事前に自分の言葉で話せるようにしておくと、面談もスムーズに進みます。
よくある質問
本当に無料で使えるの?
3社とも、利用者は無料です。ハタラクティブとneoの公式サイトでは、採用をする企業から費用を受け取っているので、利用者には費用がかからないと説明されています。ジェイックも、採用活動を行う会社から費用を受け取る事業のため、利用者からは費用を受け取らないとしています。
3社すべてに登録しても大丈夫?
基本的には問題ありません。ハタラクティブとneoは、ほかのサービスの利用に制約はないと公式に書いています。ジェイックも含めて、登録するときにほかのサービスを使っていることを伝えておくと、話がスムーズです。
30代でも使える?
neoは公式サイトで「20代の方限定」と説明しています。ハタラクティブは年齢制限は基本的にないものの、求人の多くは若手向けとしています。ジェイックは18〜35歳が中心です。30代の人は、ハタラクティブかジェイックから相談してみるとよいと思います。
地方に住んでいても使える?
ハタラクティブは、公式サイトの対象エリア一覧にある地域なら、オンラインで相談できます。neoは、東京・大阪・名古屋・福岡以外に住んでいる人も電話やWebで相談できるとしています。ジェイックは、基本的に全国で利用できますが、支援できるエリアには限りがあるとしています。
登録したら必ず就職しないといけない?
そんなことはありません。ハタラクティブの公式サイトには、登録したら必ず就職しないといけないわけではない、と書かれています。neoも、応募して受かったら必ずその会社に決めないといけないわけではない、としています。まずは話を聞くだけでも使えます。
まとめ
- ハタラクティブとneoは、1対1で相談して求人を紹介してもらう個別紹介型
- ジェイックは、無料の就職講座のあと、書類選考なしの面接会に進む研修型
- オンラインだけで進めたいならハタラクティブ、20代で会って相談したいならneo、基本から学びたいならジェイック
- neoは20代向け。30代の人はハタラクティブかジェイックから考える
- 私の考えでは3社ぐらいに並行して登録するのがよい。私は最初の面談から2か月ほどで就職した
- 担当者との相性はあるので、合わなければ担当の変更を相談するか、別のサービスを中心にする
どれか1つが正解というより、自分の状況に合うものを2〜3社選んで、並行して使うのが失敗しにくい方法だと思います。
迷ったら、まずは1対1で相談できるハタラクティブから始めて、20代なら第二新卒エージェントneo、基本から学びたいならジェイックを組み合わせてみてください。どれも私が実際に使ったサービスで、無料で相談できます。求人を見てから決めても遅くはないので、気軽に話を聞いてみるところから始めてみてください。

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