こんにちはブログの管理人のエイジです。
25歳という年齢はフリーター・無職の人が正社員としての就職を目指すボーダーラインとしてよく挙げられます。でも実際のところ、25歳の人のなかには「まだまだこれからだ」「今はやりたいことを自由にやって30歳になる頃には仕事に就いて落ち着こう」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、30歳になる頃に正社員として働いているためには、25歳までのうちにアルバイトを卒業すべきなんです。
実際私も20代の半ばでフリーターから正社員に就職しました。今回は何故25歳までに就職したほうが良いのかについてお教えします。
25歳フリーターと正社員の差はどれくらい?
そもそも25歳とはどんな年齢なのでしょうか。4年制大学を卒業している場合は多くの人が卒業してから3年が経っている歳です。専門学校や短大を卒業した場合は5年、高卒の場合は7年が経過している頃になります。
人それぞれ学歴によっても状況は異なりますが、おおざっぱにフリーターと正社員を比較してみましょう。
フリーターは仕事を選び始める時期
25歳にもなるとだんだんと体力が衰えてきます。多少の寝不足でも動けた体が動かなくなったり、心身ともに疲れがたまりやすくなってくる時期です。そのため10代や20代前半までは辛くなかった仕事が辛くなってきます。夜勤や接客、夜の仕事などがいい例です。
特に女性の場合は20代前半は若さを思い切り武器にできていても、25歳を過ぎると人によってはその武器がなくなってしまいます。
正社員は年収が増えてくる時期
正社員の場合、25歳ぐらいにはもう若手という扱いからだんだん抜け出して中堅になります。管理職を目指すかスペシャリストになるか、それとも一般職をまっとうするか。そういった選択をしていくのもこのくらいの年齢です。
どれを選ぶにしろある程度の勤続年数になるので収入が上がってきます。後輩もでき、仕事にも企業にも慣れてこれからのキャリアについて考えるのにいい時期です。
無職・フリーターが就職するなら25歳がタイムリミット
冒頭で伝えたように、フリーターが就職したいなら25歳までが期限だといわれています。もちろん26歳、27歳になったからといって急激に仕事が見つからなくなるわけではありませんが、これにはきちんとした理由があるんです。
第二新卒として就活できるのは25歳まで
25歳までは第二新卒として就職活動を行うことができます。「第二新卒」というのは、実際のところは新卒1年目ではなくても新卒採用と同じ採用枠に扱われることです。
正社員としてのキャリアがない人が中途採用の枠で応募するのは極めて採用ハードルが高いです。しかし第二新卒としての就活なら、これまでのキャリアよりもこれからの活躍への期待に注目して採用をしてもらえます。そのためフリーターでも大手企業に就職できる可能性が高くなります。また、新卒1年目の社員と同じように丁寧な教育、順調なキャリアプランを追うことができるのも第二新卒のメリットです。
若手と呼ばれるうちに就活するのが大事
若いうちならキャリアが少なくても企業はさほど気にしません。25歳ぐらいであれば他の企業に染まっておらず物覚えもいいため、採用後にスキルやスタンスを企業側が磨けばいいからです。企業側からするとマネージメントの難易度もそう高くはありません。
しかし例えば35歳未経験の社員が入ってきたとしたらどうでしょう。企業側からすると非常に扱いづらいですよね。ずっと年下の後輩に仕事を教わるのが嫌だという人も多いでしょう。だから若いうちに就職しないと、採用枠はどんどん減っていってしまうんです。
正社員として就職するコツは?
でも今アルバイトとして生計を立てている人、もしくは無職で親に養ってもらっている人は「そんな急に正社員になれるわけない」と思うのではないでしょうか。25歳ぐらいの時私も最初はそうでしたし、実際応募する企業選びに失敗して何度か不採用になってしまいました。
きちんと仕事に就きたいのであればしっかり準備することが大切です。
フリーターでの経験を活かせる仕事を探す
正社員としてのキャリアでなくても、フリーターの経験も就活では十分強みとしてアピールできます。そのため、これまでの経験をアピールしやすい職業・企業に応募すれば採用率は高くなります。
例えば接客業をしていたならコミュニケーション能力が活かせる営業職に応募するのがおすすめです。コールセンターのアルバイトをしていたなら、そのアルバイトを管理する社員に応募してみてもいいかもしれません。
別に直接的につながらなくてもいいんです。ひたすら倉庫で納品作業をしていたなら、事務職での就活で集中力や作業のミスの少なさをアピールできます。広い視野で考えて、これまでの経験を活かせる仕事を見つけましょう。
4年制大学を出ているなら大手も狙える
しっかり大学を卒業しているなら第二新卒として大手企業に応募してみるのもおすすめです。もうこのタイミングを逃したらそんな企業には応募できないと思ったほうがいいでしょう。もしも明確に働きたい企業ややりたい業種があるなら、思い切って大手企業にチャレンジしてみてください。
そもそも大卒の社員が多くいる会社は、新卒採用の年齢が上がる傾向にあります。昨今では留年・浪人する人がどんどん増えているからです。そのため第二新卒としての採用難易度は意外とそう高くはないんです。
高卒は中小企業がおすすめ
一方で高卒の場合は大手企業を避けて、中小・ベンチャー企業に応募してみてください。中小・ベンチャー企業では学歴よりも、即戦力になる人・やる気のある人・行動力のある人が求められます。
大手企業に第二新卒として応募しても、他の応募者がほとんど大卒の場合は面接の前に足切りされる可能性が高いです。不採用通知をたくさんもらえばもらうほど自信がなくなってしまうので、最初から大手は眼中に入れないことをおすすめします。
時間がないからといって焦りすぎない
ただ一番やってほしくないことは、25歳だからといって焦って働きたくもない会社の内定を承諾してしまうことです。
親はもちろん周りの友人やアルバイト先でも「早く就職しないとまずいんじゃないの?」と不安を煽られることは多いと思います。でもだからといって、企業のことをよく調べないまま入社を決めてしまうのは非常に危険です。入社したあとにブラック企業だと気づいても、なかなかすぐには辞めづらいです。そのまま辞められない状況に追い込まれる可能性だってあります。悪質な企業は、20代後半の無職・フリーターが就職したくて焦っていることを利用してきます。
専門サービスに相談する
本気で就職したいならそもそも一人で就活せず、エージェントなどの専門サービスを利用することも考えてみてください。こうしたサービスでは応募する企業選びから履歴書の作成、面接の準備までいろいろなことを手伝ってくれます。
エージェントサービスは企業にいい人材を紹介し、その人材が長く働いてくれれば報酬を得ます。そのため、適当な会社を紹介したりはしません。自分の希望とマッチした企業をちゃんと選んでくれますよ。
25歳を終えるまでに次のステップへ進もう
就職活動で若さやアルバイトでの経験をアピールできるのは、20代前半までです。そしてタイムリミットは25歳なのです。30歳に向かうにつれて就活する気力すらなくなってしまう人も多いのが実情。
もしも今フリーターとして過ごしていて就職したい気持ちがあるなら、なるべく早く行動に移すことを心からおすすめします。
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